almost everyday.

its a matter of taste, yeah

dreamer

姉の誕生日。なので目をさましてすぐにメール。するとたちまち電話がかかってきて、感謝の言葉とともに驚きの事実を告げられました。実家近くで手広く農業を営んでいた、地域のボス的存在であるところのおじいさんが急に亡くなったとのこと。あの土地に住んでいたころ、わたしたち家族が口にする米はすべてそのおじいさんから分けてもらったものでした。ということはつまり、姉やわたしの骨や血や肉をつくってくれたにも等しいひとなのです。姉によれば、つい2週間ほど前にも顔を合わせて談笑したばかりだそうで。本当に急だったのですね。心底驚き、お通夜でわたしの分の香典も立て替えてもらえるようお願いしました。今年の米の育ちぶりを見届けないまま天に召されてしまうなんて、どれだけ無念なことだろう。考えただけで胸が痛みます。どうか、少しでも安らかに眠れますように。お世話になりました。ゆっくり休んでください。
仕事はにわかに繁忙期突入の様相。持ち場の作業をこなすだけでなく、季節的要因や飛び込みの依頼も多く落ち着いて物事を考える余裕もないほどひっきりなしに電話やメールが舞い込みました。今にして思うと、直感と瞬発力だけを頼りに右脳だけで動いていたような感覚。しかしその判断は思ったほど的外れではなくて、意外にきちんとしていたのが何だか可笑しいです。冬季の山篭りにも似た、この3か月間の成果がいよいよ試されているのかもしれません。
そんな感じで終業時には疲労困憊、昨日に引き続き酒席。職場の暑気払い。雨の予報は結局外れ、18時を回っても陽射しはぎらりと熱いままでした。たぶん疲れていたのでしょう、信じられないほど酒に酔い一次会の終盤から既に記憶がありません。殴り合いに発展しそうな喧嘩をあわてて止めたのと、気がついたら眼鏡のフレームが割れていたのと、二次会のお店に綺麗なお姉さんがやたらたくさんいたこと以外は綺麗さっぱり何も覚えてない。気がついたら仙台駅のベンチに伏して眠っていました。たまたま仕事終わりで連絡をよこしてきた夫に電話をかけたところ、蕩けた口調にただならぬものを感じたようですぐさま迎えに来てもらえたようです。それでなくても疲れてるのに、泣いて絡む嫁をなだめてタクシーに押し込んで帰宅した夫の心労はいかばかりであったろうか…と思うと感謝してもしきれません。おやすみなさい。