昨日に引き続き、何だか今日も気持ちが荒れ模様です。いかんなー。ぼーっとしてるとろくなことを考えないのでとりあえず、さいきん読んだ漫画や小説を思いつくまま列挙してみることにします。
- 多和田葉子「雪の練習生」
- 新潮12月号で完結、全3回。初回の冒頭の角砂糖のくだりがなまめかしくてぞくぞくしました。
- 金原ひとみ「マザーズ」
- 同じく新潮にて連載中。このところは毎号クライマックス続きで手に汗握りつつどきどきしながら読んでます。が、できることなら堕ちゆくさまを描くのに薬の力は借りないでほしかったなあ。
- ヤマシタトモコ「ミラーボール・フラッシング・マジック」
- 今でてるフィールヤングにて。あの短さであれだけ引きずりこんでおきながら、わけもわからず唐突に放り出されるやり逃げ感がたまりません。ああ、続きが読みたい。
- 小玉ユキ「坂道のアポロン」
- 今でてるフラワーズにて。薫さんの告白シーンが爽やかすぎて眩しすぎてくらくらしすぎてどうしよう。同じ話をこんなに何度も読み返したのは文化祭の回以来です。
最後にひとつ。若林さんが「オレンジ・アンド・タール」の解説を任されるなら、「何もかも憂鬱な夜に」が文庫化されるときはぜひとも又吉さんに解説をお願いしたいです。おやすみなさい。