almost everyday.

its a matter of taste, yeah

忘れてた君の顔の輪郭をちょっと思い出したりしてみた

昨夜から今朝にかけて、雪の積もりかたがとても綺麗でした。しっとり焼けたフォンダンショコラ、そのうつくしい焼き目にふわりと振りかけられた粉砂糖みたいだった。ああなんて美味しそう。ゆっくり温めたダークラムをふーふーしながら熱くとろけるチョコレートを味わいたいなあ、それはもちろん暖かい部屋でぬくぬくしながら。そんなことをうっとり夢想しつつ暗い朝の道を自転車漕いで駅へ向かってると何て言うかこう、マッチ売りの少女ばりにひもじい気持ちになってきますね。がるるる。
そんなわけで、年明け第一週最終勤務日。周囲はほぼ皆疲労困憊でしたが、年末年始どこへも出かけずのんびりしていた自分だけは元気いっぱいでした。そうそう、新年会では思わぬ裏話もあったよ。大人になると「綺麗」や「可愛い」だけじゃなく「優良物件」というカテゴリのモテかたも出てくるものなのだなあ、と妙に感じ入ってみたりとか。ふむふむ。
といった感じにキリンビールでゆっくり和やかに脳をふやかしてから帰りの新幹線に乗り込んだらば、ついうっかり眠りこんでしまいあやうく乗り越すところでした。不意に温かな指ですっと頬に触れられて弾かれたように目を覚ましたら、それはなんと毎朝同じ便に乗るやや強面のお兄さん。あの寒々とした朝の上りのやまびこで、こんな相互扶助が起こりうるなんて…!と静かに感動いたしました。ありがとうお兄さん。おかげで盛岡まで行かずに済んだよ。それにしても、頬に触れて起こされるのってどきどきしますね。ああびっくりした。おやすみなさい。