almost everyday.

its a matter of taste, yeah

僕の背中に生えてきた黒く大きな翼


MONOBRIGHTが久しぶりにシングルをリリースするとの報。遂に、ここへ来てあの禁じ手を使うのか。ここ数年ですっかりスタンダード化した感のある、いわゆるアイドル的な売り方を…とがっくりうなだれるの巻。レーベルの先輩(ヒダカ)を頼り道産子の大先輩(ブッチャーズ)を頼り、それでも足りずに幾度めかのタイアップ(銀魂)に頼り…というなりふり構わぬこの攻勢を目の当たりにすると、嫌がおうにも不穏な空気を感じてしまいます。いよいよ本当にやばいのか。そろそろいい感じに売れてくれないと後がないってことなのか。わからないけど何だか怖いよ!うわーん。
こういうことが我が身に降りかかって初めて胸に迫ってきたこと。それは「アイドルファンってどれだけ健気なんだろう」という驚きと実感でした。バージョン違いやジャケット違いは言うに及ばず、投票権を手に入れるためだけに同じCDを何枚も買うだなんて。それはまさに、決して報われることのない無償の愛…!惚れた弱味という説もありましょうが、わたしにはとても真似できません。すごいなあ。こわいなあ純愛すぎて。
話は唐突に戻りますが、そもそもこれって銀魂ファンが喜ぶリリース形態なのでしょうか。それともわたしと同じように「えーやだそんなの、全部まとめて一枚で出そうよー」と思う方が多いんでしょうか。喜ぶ人が多いならまだわかるけど、そうでなかったら誰も得しない→ますます売れない、という悪循環に陥るのでは…と老婆心ながら危惧しております。個人的な意見としては、音源のアートワークやバンドのイメージがアニメの世界に蹂躙されてしまうのはとても悲しいので音源だけの別バージョンをぜひご用意いただきたいです。切実に。おやすみなさい。