1.XAN VALLEYS EP / KLAXONS
2.JESU,JOY OF MAN'S DESIRING-CANCATA NO.147 / Myra Hess
3.New Sentimentality / toe
年内に間に合わなくて結局年をまたいでしまいました。したがって、これがCD買い初め。
クラクションズ、やはり1曲めがすごくいいです。ぜんぶ通して聴くといわゆるフロア向けの、即効性および実用性ばりばりな踊れる(下世話と言ってもいいかもしれないくらいの)音なんですが、Gravity's Rainbowに限っては部屋でひとりで膝抱えて聴いてても何かしらこうぐっとくるものがあります。ぶっきらぼうで下手くそでやたらに太いベースラインと、端のほうでしゃらしゃら脇役に徹してるギターと、びしびしタイトなリズムを刻むドラムと、それにあのハモった裏声!たまりません。これだけで既に満足しちゃって、アルバム出てもあんまり欲しがらないかもしれないなあ。
マイラ・ヘスは「主よ、人の望みの喜びよ」のピアノ編曲で有名なんだそうです。本家がどうしても聴きたくて、ようやっとEMIの廉価盤を購入。穏やかで抑制が効いてて、やさしい中にも力強さがあって気持ちいいなあ。主に就寝前の子守唄として大事に聴き続ける予定。
待ちに待ったtoeの新譜は、これまでと比べてややアコギがフィーチャーされてる印象。それでもなおあの歌うドラムはもちろん健在で、目を閉じてうっとり聴いてると魂抜かれちゃいそうになります。いま、最も生で見たいバンドのひとつ。ところでこのジャケット、開けたら中には何が入ってるんだろう?もったいなくて開封できず。