almost everyday.

its a matter of taste, yeah

のみこんで ためこんで

Chicken Zombiesミッシェルガンエレファントのことはあまりよく知らないのだけれど、唯一、「チキン・ゾンビーズ」期に限ってはすごく好きで何度も何度もくりかえして聴きました。ライブを見たのもその頃でした。場所はクアトロで、開始早々に床がぐらぐら揺れ出して、チバさんが「クアトロのー、床が抜けたらー、俺が払ってやるー!」みたいなことを叫んだらさらに揺れが酷くなったのをいまだに覚えています。あれは確か、10年くらい前の、びっくりするような大雪が降った成人式の日だった気がするのだけれど(うろ覚え)。

それにしても。ミッシェルさんは音もタイトルも詞も声も恰好いいのに、どうしてそれ以後あんまりはまらなかったんだろうなあ。と考えてみるに、わたしにはすべてがあんまり格好よすぎてそれで少々居心地わるく思えたのだろうという気がしてきました。隙のない、完璧すぎる格好よさにはもともとあまり興味を惹かれない性質なのだと思います。わたしが好きになるのは大抵いつも、どこかしら間が抜けていたり何かが欠けていたりするものであるようにも思います。それがいいことかわるいことか、とかそういう考察は抜きにして、ただの傾向として。

当時も今も、いちばん好きな曲は「ハイ!チャイナ!」です。「CISCO」も好きです。仕事を終えて帰り支度をしてるとき、会議室の戸締りやなんかをしてるときにふと「♪あきれば吐いちゃいな〜♪」やなんかが口をついて出てくることがあって、自分で自分の声に驚いたりします。関係ないけどわたしの場合、疲れがたまるにつれうっかり鼻歌頻度もそれに比例して上がっていくような気がします。気をつけなくては。おやすみなさい。