almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ミルクの雲の上

朝から健康診断でした。採血うまい人にあたるといいなぁ、等とへなへな考えつつ(※朝食抜きのため力入らず)列に並んで順番を待つことしばし、見るからにベテランぽい銀髪の技師さんはわたしの腕をひとめ見るなり「あらあらこの血管はまたずいぶん大変そうねぇ」とつぶやくが早いか、机下のかばんをごそごそと探り「こういう人には細い針使わなくっちゃねぇ」等と笑いつつ極細の針を取り出し手早く準備を始めるのでした。まさか職場の健康診断ごときに、こんな素敵アイテムが存在するなんて!びっくりです。ちょっとしたVIP気分。いや、さすがにそれは違うだろうけどとにかくやたら嬉しかったのですよ。おかげで今日は刺し直しも血管グリグリもなく、至ってスムーズに採血を終えることができました。それもまったくの無痛です。すばらしい。すべての医療機関においてこのサイズの注射針がスタンダード化されるべきではなかろうか、とさえ思いましたよ。注射が怖い小学生とか、身体の弱ったお年寄りにも間違いなく喜んでもらえるはず。いかがなもんでしょう、ドクターおよびナースの皆様。

午後、あらかじめ予約を入れておいたお店へ。梅雨もいよいよ本格的になってきたので、そろそろ矯正をかけねばならないのです。このお店のシャンプーは魔法のように気持ちよく、それもしっかり念入りに洗ってもらえるのでいつもあやうく眠りかけてしまうんですが、今日はパーマの中でもとりわけ作業工程の多い縮毛矯正であるからして、洗面台に上がる回数も普段の倍以上となるわけで。わたし、あまりの気持ちよさに始終頭ぐらんぐらんしてました。どうにか目を覚まさなくては、と目の前にあったアンアンを開いてみるも、毎日をドラマチックに過ごすとかなんとかいう字面がただただまぶたの裏をスクロールしていくような感覚しかなく、あとはひたすら睡魔と闘うのみでした。途中、何度か白目を剥いていたのではないかと思うと今更ながらはらはらします。何はともあれ美容師さん3人がかりで3時間超、おかげさまですっきり軽やか夏向きの髪になれましたよ。これで今年の梅雨および夏は快適に過ごせそうな気がしてきました。よかった。明日からはちゃんと働きます。おやすみなさい。