almost everyday.

its a matter of taste, yeah

指先の記憶

4年前に担当替えになって以後、ただの一度もやっていなかった仕事を、本日いきなり何の前触れもなく助っ人としてこなすことになりました。自分でも驚くくらいまったく何も覚えてなくて内心冷や汗かきまくりだったのですが、考えるよりも先にするんと手が動いて、それからすぐに滝の流れのような勢いで記憶が蘇ってきたのにはもっと驚かされました。まるで自分の指先が、自分の意思とは切り離されたところで勝手に動いてる別の生きものみたいに思えたのですよ。頭よりも先に身体が動いてしまうことそれ自体はそうめずらしくありませんが(自分の場合)、こんなにも鮮やかに正しい記憶が導き出されるのはそう滅多にないことのような気がしております。すごいな。

最近、ロック好きな同僚(以後『4年めくん』と表記)との間で熱い話題といえば、もっぱらフランツフェルディナンドです。「いよいよ新譜、今日っすね」と声をかけられたのはいいけれど、あいにくわたしは予約注文組なので早くても明日以降にならないと聴けないんだよなぁ。そして今回はキモノマイハウスtoddleズボンズ限定シングルも併せてお買い上げなんだよなぁ。なぜtoeの新譜も一緒に買ってしまわなかったのか、というのが若干心残りではありますが、ひとまずそちらは次回Wポイントセール時のおたのしみに取っておくということで。それはそうと、復習のためひさしぶりにフランツ1stを聴き直してみたら、どれもこれもほとんどイントロ一発で身体が反応してしまうという事実にあらためて感服させられた次第であります。これを超えることは果たして可能なのでしょうか。たのしみにしておりますよ。おやすみなさい。