almost everyday.

its a matter of taste, yeah

じわじわと身体に浸みていくような

ついさっき、特に深い意味もなく携帯電話のメニュー表示をすべて英語に替えてみました。まる2年以上も使い続けてきた機種なのに、途端になんだかよそよそしくドライな見てくれになったので驚いています。それに、ちょっと格好いいかも。なんとなく、ですが。

それから、英語がらみでもうひとつ。職場からの帰り道、ちょっとしためぐりあわせで知り合いの子供(6歳児)を車に乗せたのですが、これはそのときの話。恥ずかしがり屋であるらしい彼(ちなみに初対面ではありません)は頑として助手席に乗ろうとせず、息をひそめるようにして後部座席に身を沈めていました。それでなくても小さい身体はシートの陰にすっぽりと隠れてしまい、そういうわけで「他人を乗せている」という意識が薄れたせいか、ついいつもの習慣でオールシャッフルのiPodに合わせてふらふらと歌詞を口ずさんでしまったらば、それまでひと言も話そうとしなかった男の子は、信号待ちで意を決したようにこちらを見つめて真剣な顔できっぱりとこう訊いてきたのでした。「えりこさんてガイジンだったの?」ですって。その訊きかたがあんまり可愛かったので、頭をくしゃくしゃ撫でながら「だったら面白いんだけどねえ」などと軽口をたたいてしまいましたよ。ちなみに、その時かかった曲はThere she goes(ビークルがカバーしたバージョン)とI can see for milesでした。たまたま歌える曲が続いた、というそれだけのこと。でもちょっと嬉しい。おやすみなさい。