almost everyday.

its a matter of taste, yeah

勝手にしやがれ

30分おきに仕事を抜け出し、更衣室で服を脱ぎ捨て肌もあらわにキンカンを塗りたくり続けたおかげで、痒みはだいぶ収まってきた、ような、気がします(単に触覚が麻痺しているだけかもしれません)。くどいようですが、何しろ22箇所です。身体をひねり腕をねじり関節を曲げたり伸ばしたりしてすべての患部に塗布し終えると、それだけで虚脱感というか無力感というべきか、どうにもこうにもやるせない気持ちとキンカンの刺激臭に包まれて深い深いため息をついてしまうのです。ああ、あたしったらいったい何をやってるんだろう・・・。むなしい。

話は変わりますが、わたしは「言葉にできない」「筆舌に尽くし難い」といった物言いがだいきらいです。それは「言葉で言い表すことが不可能である」というのではなく、単に「言葉で言い表すことをしようとしない」というある種のだらけた姿勢である場合がほとんどで、ひいては他者とのコミュニケーションを拒絶する事態をも引き起こしかねないからです。・・・・・・というのは少々大げさすぎるかもしれませんが、この「全身を覆い尽くす痒み」については大いに「むりむり。言葉にならんわー」と言い捨ててしまいたく思っております。「言葉で言い表すことが不可能」なのではなくて、「わざわざ言葉で言い表してやるのなんか勿体ない」という感じで。ああ、いまいましいなあ。早くきれいさっぱり治っちゃってくれないかしら。それではおやすみなさいませ。