almost everyday.

its a matter of taste, yeah

それは本当にわたしの手の中にあるもの?

10日間ほども相方に会わないで、しかもその間ばたばたと慌ただしく立ち動いていたり、また別のところではめったに会えないひとたちとたのしい時間を過ごしたりしていると、ときどきあのひとの存在を忘れてしまいそうになってうろたえることがあります。いや、忘れるというよりは、今までのことがすべて夢か何かだったみたいに現実味を失ってふわふわと頼りなくあやふやなものに思えてきてしまうということ。すきなひとの姿を、声を、あたたかさを、常に見つめたり聴き入ったりぎゅうっとしたりすることのできるところにいたいと思うことはやっぱりわがままなのでしょうか。強欲なのか、それとも単に忘れっぽいだけなのか。わからないけど、なんとも損な性分だと思いました。常に触れてつかまえられるものしか信じられないだなんて、想像力が欠落してることの証みたいなものじゃないのか。かなしい。

仕事はとうとう明日が決戦なものですから、「今日のところは早めに帰って体調をととのえなさい」というボスの指示に従い早めに職場を後にして、ずっと払い損ねたままでいた自動車税を役所まで直接払い込みに赴き、それからゆっくりお風呂に浸かって本を読んで身体をほぐして、甘い寝酒を舐めるようにちびちび飲みつつ明日に備えて資料を読んだりしております。どうか、明日が、何事もなく無事に終わりますように。隣のシマのN○さんがキレて声を荒げたりしませんように。雨が降って現場チェックがなくなる代わりに書類の突合が長くなったりしませんように。ようやく完成した職場の広報誌(何の因果か、わたしが最終校正責任者だったりするのです)に誤植が見つかったりしませんように。願い事はいくらでもあるけど、最終的には全部自分で落とし前をつけなきゃいけないのだからまずはできるだけ落ち着いて挑もうと思います。おやすみなさい。