almost everyday.

its a matter of taste, yeah

どうして誰も止めないのだろう

今朝からずっと50キロ競歩を見てました。早朝とはいえ週末に生中継があること自体奇跡と呼んで差し支えない待遇なので、こんなの今を逃したらもう一生見られないかもしれない。という一心で見てました。・・・3時間を超す長丁場、同じコースをくるくる回る(※審判配置のため、マラソンみたいな大回りのコースは設定できない)ことから来る中だるみにあの強い日射しが加わればアクシデントのひとつも起こりかねないってのはわからないでもないけれど(実際、小さな大会ではそうめずらしくないことなので)、それにしたって、世界大会で、それもホストカントリーの選手に誘導ミスはひどすぎるだろうと思いました。スタジアムに入ってからトラック回りきるまでずいぶん時間はあったのに、どうして誰も止められなかったんでしょう。ただ実況席が騒いでただけじゃないか。あああああ。

このすっきりしない気持ちをどうにかまとめてみると。まずは非常にがっかりしたのと同じくらい強く「結局、これが現実なんだなあ」という実感が残りました。いつまでたっても受け入れられない(というか、あらゆる意味でポピュラリティに欠ける)マイナー競技としての宿命というか。ひょっとして万が一、これと同じことがマラソンで起こったりしたらもう、きっと絶対大変なことになるんですよ。日本陸連の上層部が記者会見ひらいて土下座して、みのや小倉がそれを糾弾する、といった事態にも発展しかねないんですよ。ただ、競歩だからこの程度で収まってるっていうだけで。ああ、悔しいなあ。

でも、そういう不遇ばかりの競歩をこそ良しとする自分がいるのもまた事実なのです。競歩だから仕方ないか、みたいな。いや、もちろんそんなこと言ってるだけじゃいけないんだけど。そもそも競歩っつう競技自体、よほど打たれ強い自虐の精神がなければ人生かけて取り組めない類のものだろうしなあ。「だったらいっそ走ればいいのに」と言われてしまえば、ただそれだけで競技そのものの存在意義さえ揺らぎかねないんですもの。そんな競技はどこにもないと思います、たぶん。だからこそ好きなんですけど、きっと。ああ、複雑。

それで結局、きょうは部屋から一歩も出ずに過ごしました。朝ごはんは相方がローソンへ買いに行きました。ワンピースキャンペーンのおまけが欲しいとか言ってその対象商品を買ってきてくれたんですが、やたらでかいおにぎりに照り焼きハンバーグが入ってるというパンチの効いた逸品だったため食べた途端にまた眠くなりました。今日のところはもう、充電日ってことで。夜は夜で、昨日つくった豚汁にすいとんを落としていただきました。あとはもやしときのこの炒め煮、蒸しなす、オクラ納豆冷奴。食べすぎました。おやすみなさい。