almost everyday.

its a matter of taste, yeah

あなたもわたしたちもおそらく誰もがみな

写真:生まれも育ちも生粋の東北人でありながら寒いのが苦手*1であるわたしにとって、冬のよろこびとはそれ即ち、おいしいチョコレートにめぐりあえること。次点がストーブ料理*2、その次が毛足の長い毛布にくるまってのひなたぼっこ。それはさておき、「バニラビーンズ」とか「マスカルポーネチーズ」とかいう字面を目にしただけでなんかこう、かるく胸が疼くような気持ちになるのは甘いものを欲する女子の宿命のように思えるんです。パッケージだけで即買い。
おとうやんのCTスキャンの詳細結果が出ました。脳に、はっきりそれと分かるだけでも十数個の影が出ていて、その周囲がむくむことによってここ数日の頭痛が引き起こされているのだそうです。まずは相応の設備がある病院への紹介状を書いてもらい、放射線治療に切り替えて苦痛を軽減することに重きを置くことになる見込みとのこと。そちらへ転院するか通いの治療になるかは未定だそうで、ママンと姉とおとうやん本人とで3人揃ってこれらの説明を逐一聞いたっつうのがまた酷だなあと。一気にへたへた気持ちが萎えてしまわないことを祈るばかりです。ママンもおとうやん本人も。なんか、いよいよ正念場って気がしてきました。こっからだぞ、俺。笑うぞ、少なくとも福島にいる間だけでも。おう。
諦めるとか信じないとか受け入れるとか戦うとかじゃなくて、常に当事者の本意に沿っていたい。苦痛のせいで揺らいだときだけ、よりよい方へ軌道修正するのみにとどめたい。というか、わたしはそれしかしちゃいけない。ずっと傍にはいられないんだから。OK?そうとう難しそうだけど、まずはやってみないとな。うん。がんばらない。がんばったりしたらいけない。見失わないようにすればいいだけだ、きっと。おやすみなさい。

*1:ついでに言うなら暑いのもしんどいです。温室育ちめ!

*2:と言えば聞こえはいいが主にほったらかしの煮込みのことです