almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ちゅうとはんぱはやめて

  • 訪問先にて、行きがかり上なんとなく小学生向けのワークショップを見学する流れに。
  • 50名ほどの子どもたちに「何か質問あるひとー?」と問うてしばしの間が空いて、やがておずおず手を挙げる子が現れるというあのおなじみの流れを目の当たりにしてですね、久しぶりに胸がぎゅうっと苦しくなったんでした。わかる。わかるぞその感じ。あの気まずい沈黙に耐えかねて、大人の欲しがる反応を先回りして導き出してその場を収めようとする、きわめて優等生的な立ち居振る舞い。身に覚えがありすぎる。
  • っつうか、何なら大人になってからも折に触れてやってるわそれ。ちなみに直近で言うと、ついこないだの係長研修で誰ひとり場を仕切ろうとしないのに業を煮やして先陣切って諸々割り振ったわ。仮にもし、わたしに子どもがいたとしたらまず間違いなくPTA役員とかそういう感じの貧乏クジ引いてたろうなって気がします。あーもーいちいち面倒くせえ、最低限の自分の意見も口に出せないザコはすっこんでろ、みたいな気持ちになってしまう。それはそれですごく乱暴な振る舞いだよなって後から反省するんだけど、黙って嵐が通り過ぎるのを待つだけという姿勢にはどうしたって不誠実さを感じてしまわずにいられないのです。わたしもあなたも大人でしょ?ならしっかりしようよ、って。
  • 大人の話はまあいいとして、問題は子どものほうですよ。大人が子どものそういう健気な配慮に気づかないで、というよりむしろ都合の良いものとしてそこに胡座をかくみたいな振る舞いってのは、絶対やっちゃいけないんですよ。やられた子どもはすぐに見抜くんですよ。「大人なんて所詮こんなもの」「僕に(わたしに)望む形で寄り添ってくれることはない」という諦念、バカにできないデカさだったよな。という昔話でした。おやすみなさい。