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almost everyday.

its a matter of taste, yeah

映画館でふつうの商業CMを見たくない、たったひとつの理由

映画館で見たくもないCMを見せられるのが苦手です。嫌いです。最悪です。苦痛であるとさえ言えます。

誤解のないように言っておくと、予告編はいいんです。次に見る作品を決める際の参考になるし、中にはオチまで分かるようなのもあってそれはそれでダイジェスト版として楽しめるし、予告編には予告編のよさがあります。ただしCM、お前はダメだ。なお、ここで言うCMとは、主にシネコンで垂れ流されるイオンやセブンやNTT、つまり自宅のテレビでよく見る量産型商業CMを指します。MOVIXの中村佑介×ホフディラン、ああいうのは最高。むしろウェルカム。何ならもっと増やしてほしいくらいです。映画泥棒だって嫌いじゃないし、「映画館に来たぜ!」って気分も高まるし、上映前の準備運動くらいの気持ちでいつも眺めています。

ところで、わたし自身はとてもじゃないけど「熱心な映画ファン」を名乗れる身ではありません。最寄り映画館の年間会員*1ではあるものの、実際に足を運ぶのはせいぜい月一回程度。何故かというと、嗜好が極端に偏っていて(1)ホラー(2)バイオレンス(3)バッドエンド系(4)ドラマ俳優またはアイドル主演の邦画、といったものにまず手を出さないためです。怖いのも痛そうなのも悲しすぎるのも苦手だし、テレビでおなじみの顔ぶれをわざわざスクリーンで見たいとも思いません。

それじゃあ一体なにを好んで見るのかというと、(1)音楽およびその周辺を題材としたもの(2)好きな小説が映画化されたもの(3)終映後いい気分になれそうなもの、ここらへんしか追ってません。ついでに言うと、話題作やヒット作と呼ばれるものもめったに見ないです。ニュースや雑誌で取り上げられるのを目にするだけで何となく見たような気持ちになれるし、「そのうち地上波でやるんでしょ?」と思うとますます足が遠のいてしまう。ごく一般的な勤め人ゆえ、時間的な制約と上映スケジュールの折り合いをつけるのが難しいというのもあります。

これらを踏まえてものすごく極端なことを言ってしまうと、自分はおそらく「映画」以上に「映画館で過ごす非日常感」が好きなのです。つまり、わたしは、映画というコンテンツだけでなく、しがらみだらけの面倒くさい現実から目を背け、ふかふかの椅子に身体を預けて暗闇の中たったひとりで過ごす時間そのものを買っている、とも言えるわけです。

それなのに。夢の時間を買っているのに、家に帰ればいつでも見られるゴチャゴチャうるさい雑多なCMが目に飛びこんできてごらんなさいよ。何もかもが台無しですよ。現実に引き戻さないでくださいよ。だいたい、CMってのは、タダで見られるテレビを視聴するための対価として強制的に挿入されるものですよね。毎月受信料を払っているNHKにCMがないのはこのためですよね。いったい何が悲しくて、金を払って入場している映画館であんなものを見せられなくてはならないのか。わからない。本当にわからない。なので即刻やめていただきたい。

あらためて念のため付け加えておきますが、お金が惜しいわけじゃないのよ。作品が気に入ればパンフレットもグッズも買うよ。ポップコーンはカサカサうるさいし匂うし気が散る*2のであまり好きじゃないけど、ビールはたまに飲んじゃうよ。寒い季節はコーヒーも買うよ。金なら落とすぞ、可能な限り。だからやめてよCMは。本当にお願い。切実にお願い。本当に本当に本当に、心の底から我慢ならない。

以上、映画館におけるCM撲滅派からの意見でした。すこし前にこことかここで言及されてるのを見て、もうちょっと突っ込んだ自分の意見をまとめておきたくなった次第であります。言及先でも挙げられている通り、主にT○H○シネマズのえらいひとにぜひ再考を促したい…!

なお、これ見よがしの仰々しいタイトルは、ここ数日のあいだ何度も何度もTLに上がってきたこちらのエントリを参考にさせていただいたもので、特に深い意味はありません。5選は無理だな。うん。

*1:地域に根差してる系のグループ映画館。特別上映や3Dを除き、ほぼすべての作品が常時1,100円で見られます

*2:よって、頭からっぽにして楽しめる娯楽作ならさほど気になりません