almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ハイウェイ・ゴーゴー

なんかもう、暑くて暑くてどうしよう。だらだら汗を流しながら働いてました。本当に、いつになったら秋が来るんだろう?もうかんべんしてよ。長袖着たいよ。重ね着したいよ。簡単に言うともういい加減、通勤服のねたが尽きてきたよ(切実)。あああああ。
しかし本日は上機嫌なのです。給料日だし、飛び石連休だし、何と言ってもこれから仙台へ行くのだし。部屋には戻らず、仕事を終えたその足でバスに乗って相方に会いに行くのです。引越しから早、2か月。手伝いどころかあれから一度も会いに行ってさえいないわたしをどうか許してください。ほんとに出不精だ、自分。しかし君への愛が薄れたわけでは、断じて、ないのよ!・・・説得力ゼロですな。ふはは。まあいいや、この週末ですべて帳消しにしてくれるだろ。というか、してください。よろしく頼むよ。いや、お願いします。

仙台までの所要時間は、およそ2時間半。今のうちにひと眠りしとこうか・・・と思ったのだけど、ちょうど目の前にあるカーテンが強烈に臭くてそれどころじゃありません。臭い。本っ当ーに臭い。泣きそうです。タバコとビールとコップ酒と栄養ドリンクを染みこませて生乾きにしたような感じの、密室の底にじわりと沈み込むような重たーい臭い。酔わないようにするだけで精一杯でした。仙台の街に降りたってまず最初にしたことと言えば、天を仰いで深呼吸、だったもんな!ああ、おもての空気はこんなにも新鮮だったのですね。雨に濡れようがなんだろうがもう、一向に構いません。すはー、ふはー。本気で息がつまるかと思いました。あと1時間乗ってたらもうアウトだったな。ああ、よかった。

で。仙台に到着したのがちょうど20時くらいだったので、お店はすでにほとんど閉まっていたのです。しかし相方との待ち合わせは22時だし、どうせならご飯はいっしょに食べたいし、コーヒーを飲もうにも片手には手付かずの500mlウーロン茶が残ってるし(バス車内で飲むつもりだった)。うーん困ったな、と思いながらも足は自然にHMVへ。CD屋たるもの、やっぱり21時くらいまでは営業してくれないとオトナは物足りないのよね、なんてことを考えながらぽつぽつ試聴してみました。スタンダードジャズのラジオ仕立てコンピが1000円で出ていて激しく興味をそそられるものの、さすがは「ラジオ仕立て」だけあって音も粗いし少々退屈。先日たまたまジミー・スミスに骨抜きにされたからと言って、やはりいきなりジャズオーライな耳にはなれない模様です。今の自分はまだもう少し、ファンキィだったりやんちゃだったりする音でないと心の底から楽しめないような気がしてきました。背伸びするにはちょうどいいけど。まだちょっと早いな、時期的に。

その後アーケードをふらふらしたり丸善で立ち読みしたり、とあてもなく時間を食いつぶしていたところへようやっと相方より電話。どうもこのところ仕事が忙しくなってきたらしく、連日残業続きなのだそうで。見慣れないネクタイ姿と肩を並べて歩くにはあまりにラフかつカジュアルな自分の格好が猛然と恥ずかしくなってきました。こんな状況、考えもしなかった。ごめんな。

というわけで地下鉄へ乗り込み、ようやっとスーツから解放されて普段着に戻った相方とうどんを食べに出かけたのち、それぞれぐったり死んだように深く深く眠りました。明日ものんびり、できるといいな。おやすみなさい。