almost everyday.

its a matter of taste, yeah

おめでとう

朝10時、同じく結婚式に出席する友人と待ち合わせ。本日のいでたちは22OCTOBREのスーツに螺旋もようのエロいストッキング+黒のストラップヒール靴、夜会巻きに黒縁メガネ。当然ながらフルメイク。鏡の中の自分を直視できません。ええと、あんた誰?ははは。
会場では中学時代の友人と、10年ぶりに再会。きゃあきゃあ言ってたらあっという間に式の時間が来てしまいました。新婦の彼女は余分な肉どころか必要な肉さえ足りないくらいにほっそりしているのだけど、その痩せた身体に白いドレスは泣きたくなるほどよく似合っていました。その姿を目にしただけでも既に涙目だったというのに、おとーさんと並んでバージンロード歩いて来られたら、そりゃもう涙腺決壊寸前ですよ。意地でも泣かなかったけどな。だって、親族より先に号泣してたら様になりませんもの。おかげで賛美歌、まともに歌えませんでした。ライスシャワーと花びらが舞う中、この上なく幸せそうに微笑むふたり。本当に、おめでとう。何だかつられてこっちまで、息が詰まりそうなくらい幸せですよ。よかった。本当に。

披露宴でのスピーチもどうにかとちらず話すことができ(原稿、いちおう用意したけど見る余裕なんてなかった)とりあえずひと安心。終了後は2次会、勢いで3次会のカラオケまでご一緒してしまいました。どういうわけか自分、もてもて。というか皆、わたしの髪に突き刺さったお箸に興味津々だったようで「それ、ずっと気になってたんだけどどうなってんの?」とあまりに何度も訊かれるのでつい種明かし。箸を抜いて頭をひと振り、はらりと落ちる髪を見てどよめく一同。当然その後は何度も何度も箸をひっこ抜かれる羽目になったのでした。調子に乗って誰かのボールペンをさしてみたり、もうやりたい放題。好きにしてくれ、もう何とでも。新郎の友人が歌った「赤いタンバリン」に触発されて「ロメオ」に挑戦してみたら、当然ながら声が枯れました。無謀。

その後は極楽湯でひと風呂浴びて時間つぶし、閉店時間になっても現れない相方を外の寒さに打ち震えつつ待つこと数時間。あまりに辛くてまぶたの裏にお星様が浮かびかけた頃、ようやく合流できました。部屋に着いたのは4時前、へとへと。でも幸せ。おやすみなさい。