エアコンが壊れました。いや、正確に言うと外れました。排水用のホースが。わたしはアパートの２階に住んでいるので、室外機から伸びたホースを壁づたいに地面まで固定しておかなければならないのですが、これがどうやら先日の台風で外れてしまったらしくて。昨日、真下の住人がものすごく申し訳なさそうな顔をして訪ねてくるまでまったく気付きませんでした。ああ、何て申し訳ないことを･･･。ここ数日暑かったんで、帰宅後から寝る前にかけてエアコンフル稼働してたもんなぁ。ということはその間、ずーっと下に排水だだ漏れだったってことだよなぁ。うわああぁ。わたしがもしもその立場なら、初日のうちにどなりこんでるよ多分。人様に極力迷惑をかけない、というのが最低限の自分内ルールなのに。ああダメ人間。大人失格。
でもまぁ落ち着いて考えてみれば、過ぎてしまった時間については今さらどうこうできるもんじゃないし、考えてみればわたしは下んちのお子様の夜泣きでさんざっぱら安眠妨害されてるわけだし。持ちつ持たれつってことだよな、と無理やり問題をすり替えておのれを納得させつつ（こういうところがダメなのでしょう多分）修理業者さんを呼ぶことにしました。ホースを繋ぐだけなら自分でどうにかできそうだけれど、よく見てみるとそのホースはちょうど１階からも２階からも届かない辺りでだらんと垂れているのです。わたしは脚立も持ってないし、接続部品やらビニールテープやら買いに行くところを想像しただけでくらくらめまいをおぼえてしまって、やっぱり餅は餅屋よねぇと安きに流されてみた次第です。つくづく、暑さは人を怠惰にするよなぁ。と身をもって実感いたしました。頭のねじが緩んでますもの、普段以上に。
それで夕刻、さっそうと現れた修理屋さんはものの１０分であっさりホースを付け替えた後（調べてもらったらホース全体が脆くなっており、結局ぜんぶ直してもらうことにしたのです。やっぱりお願いしてよかった）、あらかじめ用意しておいた伊右衛門を手渡すとなぜかしきりに照れながらそそくさと帰って行きました。親切なおっちゃんだったな。というわけで、今夜はがんがん除湿かけておりますよ。職場が暑くて部屋まで暑いなんて、わたしにとってはリアルホラーなのです。今週は、まず間違いなく寝週末。おやすみなさい。
