almost everyday.

its a matter of taste, yeah

夏の終わりの午前10時

すばらしい晴天につき、まずはお洗濯から。タオルケットを干し終えたところで外へ出かけ、どこへ行くでもなく車でふらふらしていたら、長いこと忘れていた昔の記憶が次々に浮かんでしまって妙な気持ちになりました。たぶん4歳くらいの頃、母親の自転車の後ろに乗って買い物へ行ったことや、その帰り道に買ってもらったオレンジシャーベットの色や味や、今はもうつぶれて更地になったはずのスーパーマーケットや、そういう記憶があとからあとから出てくるのです。それも特に何の感慨もない、断片的な映像ばかりが。平日の昼間に外へ出る機会などめったにないせいかしら。忘れたい記憶でも憶えていたい記憶でもなく、ただただ何でもないだけの記憶がふっと頭に浮かんでしまうとやたら混乱してしまうのは何故でしょう。困る、というよりはうろたえる、といった方が近い感じ。うーん。
このところずっと品行方正な食生活をしていて、ふと退屈に思ったのでマクドナルドで昼食をとることにしました。ちょうど運よくチキンフィレオ(好物)が出てきたことだし、久しぶりにごっついジャンクなものを食べてやれ、というような気分で。やたら量の多いポテトをつまみながらふと思ったんですが、専業主婦が時折ふっとご飯の支度をしたくなくなるときってこんな感じなのでしょうか。だとしたら、わたしはきっとどう頑張っても専業主婦にはなれないような気がします。そんな逃げ場のなさにはきっと耐えられませんもの。そう考えると姉やママンが途端に偉く思えてきました。こういうことを考えだすと落ち込むなぁ。ひとはひと、って思ってるつもりではいるんですけど、普段から。

明日からまた働きます。立て直せ、俺。おやすみなさい。