almost everyday.

its a matter of taste, yeah

いいひとのわるいところ

週に2〜3度訪れるポストマンのお兄さんはどうやらとても愛想のいいキャラクタらしく、配達ついでに毎回必ずひとことふたこと世間話のような言葉を交わしていきます。わりと自分もそういうのは嫌いじゃないので(少なくとも、ムスっと無言で置いてかれるよりは余程ましだと思う)特に急ぎの用がなければゆるっとそれに応じることにしているのですが。今日もいつもと同じようにはんこを押して中身を確認する間、「いやー今うちで飲んでるコーヒーが美味いんですよこれがまた」等と特に中身のない話をしていたら、ふいにじっとこちらを見て「前から思ってたんだけどさ、あなたいい人だよねぇ」と感に堪えたように言うので何となくうろたえてしまいました。いや、笑顔で話しかけられたら笑顔で返すのはごく普通のことだろう。と思うのだけれど、忙しそうな企業ばっかり回ってたらそういうわけにもいかないのかなぁ。なんてことをぼんやり考えてみたり。個人的には、どんなに頭がよかろうが金持ってようが多くのものを手にしていようが、個人レベルのあいさつ程度のことが当たり前にできないようなお方とはできることならお近づきになりたくないなぁ。一緒にいたってろくなことがなさそうですもの。

残業上がりで部屋に帰って、大した仕事はしてないはずなのにやたらめったらくたびれていてソファにこてんと倒れこんでそのまま2時間あまりも眠ってしまって、メールが届いた音でようやく目を覚ましました。同業者と食事(飲み?)の約束をとりかわし、後輩くんと馬鹿メールに興じた後、ふと目にとまった本棚の中のねじまき鳥クロニクル(それも運のわるいことに第1部)をうっかり読み始めてしまい、結局とまらずラストまで。全巻きれいに読み返したらすっかり夜が明けておりました。のおおおお。どうしよう。今さら眠れないよ。仕方がないのでこのままふとんかぶって(見事に昨日帰ってきたままの格好でした)しばしの仮眠をとろうと思います。おやすみなさい。