almost everyday.

its a matter of taste, yeah

耐え難い痛みはいつでも身体的かつ具体的かつ現実的なもの 

お腹が痛くて目をさましました。その原因は、いつもこの季節にわたしを切実に悩ませる手足の冷えからくるものです。出勤時間ぎりぎりまでじっとうずくまったまま過ごし、ろくにごはんも食べられず青い顔して出勤したら隣の席のバイトさんに「なんかすごい色してますよ?顔」と怯えたように話しかけられてしまいました。これこれかくかくしかじか、と事情を説明してみたら「寒いのダメなんですか?北国育ちなのに?!」と驚かれさらに脱力。ちなみにここ福島県は、あまりに県土が広すぎるため端と端ではまるで違う地方みたいに気候がかけ離れていたりします。北部は盆地(夏暑く冬寒い)、内陸部は豪雪、太平洋側南部は東京以上に暖かい。という、ありえない3点セットの天気予報が流れ続ける毎日。そんなわけで生まれも育ちも海側の彼女にしてみれば、盆地の向こうのノーザンソウルからやってきたわたしなんかは立派に「北国育ち」ということになるわけです。解せない。いや、頭ではわかるけど気持ちの上では受け入れがたい。何よりもまず「北国育ち=ウインタースポーツができる」とみなされるのが痛いです。確かに北部ではあるけれど、こっちはそんなに雪とか降らないってのに。したがってスキーもスノボもましてやスケートなんてちっともできないのに。

そういえば、県外出張とかで他の地方のひとたちと一緒になったときに、東北育ちってだけで雪の話題を振られることが多いのもせつないです。「でもスキーとかできないんですよ」って言うと、何ていうかこう哀れみを含んだような目で見られる(気がする)んです。「雪国生まれのくせにスキーもできねえのかよ、どんくさいやつだなあ」って思われてそう。いや、きっと間違いなくそう。実際には、スキーが好きとか嫌いとか得意とか苦手とかいうそれ以前にまず、寒いのが極端に苦手だっていうハードルが高すぎるんですけどもわたしの場合。そこらへんはどうでもいいけど、結局1日お腹が痛いのがおさまらない上もはや持病になりかけている咳まで変にひどくなってげっそりしながら働いてました。早めに眠ります。どうか夜勤があたりませんように・・・。おやすみなさい。