almost everyday.

its a matter of taste, yeah

たぶんこのまま素敵な日々がずっと続くんだよ

ゆっくりと目を覚まして、遅い朝食など。昨日渡したガトーショコラはわりと好評でした。ネクタイも概ね好評でした。こだわりというものが極端に少ない伴侶を得たわたしは、あらゆる場面において幸せというよりむしろ「やりやすい」状況を享受しているように思います。楽しいです。このひとに、新しいものを味見させるのが。

午後、歩いて農学部の辺りまで。人生初のアイススケートに興じてみました。最初のうちこそようやく立ててるみたいな感じでしたが、1時間ほどもがく間に何とかそれらしく動けるようになりました。まだまだ「滑らか」とは言えませんが、とりあえず転ばない程度には前へ進めているような。それはさておき、スケートリンクという場所では本当にヒット曲が爆音で流れてるのだ。ということが分かっただけでもちょっと嬉しいです。それから、あの場所にいるカップルは皆、なぜだかとても善良そうに見えます。駆け引きとか裏切りとか、そういうことにあんまり興味がなさそうな感じ。いいなあ。和むなあ。本当のところはどうだか分からないけど。

硬い鎧のようなスケート靴(くるぶしの10センチほど上あたりが真っ赤に擦れてました)を脱いで外へ出て、足元がまだふわふわしてるみたいな感覚のまま歩いて駅前へ。141で人にあげるものを見つくろって、サマンサモスモスをちょっとだけひやかしてからごはんを食べに行きました。今日は久々に牛タンです。スケートで思った以上にエネルギーを消耗したのか、自分でもびっくりするくらいのスピードでたっぷりとした麦飯を平らげただけでなく、生野菜のサラダまで追加注文してもくもく食べまくりました。牛タン屋さんなのになぜかバジルベースのイタリアンドレッシングでした。でもおいしかった。

相方とはここでいったん分かれ、わたしはennへ。今日はこれからドロノフネのライブを見るのです。解散後、ボーカルさんひとりになってから初めて見るライブ。ついでに言うと、わたくしこれが07年初ライブ。たのしみです。たのしみだけどちょっと怖いような気もする。

会場へ一歩足を踏み入れたらそこは、何だかとてもほわほわした雰囲気。ライブの合間に司会?の方が話すのを聞いたら今日はどうやら仲間内での結婚祝いパーティ的なもののようでした。うわ、なんか悪いときに来ちゃったなあという失敗感がいきなり押し寄せてきます。とは言えここまで来てしまったら帰るわけにも行かないのでおとなしく腰を下ろしてコロナなどちびちび飲んでお目当ての出番を待つことに。

ひとりになったそのひとは、なぜか上半身裸で現れました。満足な栄養を摂取していないブルースリーみたいな身体をしてました。細いのに、筋肉質なのに、それでいてうっすらお腹が出てるような。客席まで下りてきてひとりになってからの曲をやった後「アカウタ中華街」を歌って意外なカバーを2つほど披露してさらにソロを数曲、という短いセット。叫んだり煽ったりひとりよがりな感は否めず、人によっては嫌悪感をおぼえるかもしれないアクトだなあと思いました。わたし自身は「脱退しちゃったあのお二人は(プレイヤーとしてもそうだけど)根本的な部分でこのひとの安全弁になってたんだなあ」というようなことを勝手に思いました。たぶん、いろんな意味で今は過渡期なのでしょう。これからどういうふうになるのか、ひっそり見守りたいと思います。帰り際に本日発売のアルバムを買ったので聴くのがたのしみです。おやすみなさい。