almost everyday.

its a matter of taste, yeah

避けられないクレイジーフィーバー?

「どれだけ悲しくても落ち込んでもやさぐれても、大人としてこれはやっちゃいけない」という自分内ルールがわたしごときにもいちおう存在しておりまして、それはたとえば「人前で泣かない」「女を必要以上に逃げ場にしない」「故意に他人に痛手を与えない」等のごく一般的な(たぶん)ことばかりなのですが。ただしそこには「ひとりでぼたぼた泣く」「浴びるようなひとり酒」「ふて寝」等の、ある意味前述の例よりずっとみっともないことになるかもしれないいくつかの事項は含まれておりません。ということはつまり、これらは全て「いいじゃないか、自分の中だけでどうにかなる範囲のことなら好きにしたって」という判断基準によってのみ分類されてるっぽいです。それは本当にルールなのか、とつっこまれたら答えようがない気もしますが、きっと何も考えないよりはましだろうと思うことにしています。罪の意識がないよりはたぶんまし。たぶん。

というわけで本日は、そうした自分内ルールの範囲内で出来うるかぎりのすべてのやさぐれ行為を実行に移してやろうと勝手に意気込んでいるところなのであります。何て言ったらいいのだろうなあ、理不尽の極みに近いであろうところを垣間見てしまった、とでも言えばいいのかしら。思わず呆気にとられてしまうくらいの。口あけたまま息をするのを忘れてしまう瞬間のような。あああああ、どうしてどうしてあのひとは、冷静かつ客観的にみてわたしの半分も働いてないくせに、わたしの1.5倍以上の収入を得ていられるのかしら。わたしときたら、毎日毎日定時で帰るそいつを尻目に、いのこりの合間を縫って飲み会場所のセレクト周知出欠までフルコースでセッティングしたっつうのに。あげく今日は総計○万円の飲み代を自腹で立て替えまでしてるってのに(30代を目前にして未だ頑なにクレジットカードを持とうとしない自分も悪い気はしないでもないけれど、それについては敢えて深く考えない方向で)。解せない。解せねえっすよ先輩!もしもわたしが食うに困らない身の上ならば、誰に対しても責任を負わなくていい立場なら、迷うことなく今すぐ非行に走ってしまいたいです。しかしながらもちろんそんなことは現実的に不可能なわけで、とりあえず酔いつぶれて死んだように深く眠ってしまおうと心に決めて、さっきから集中的にズブロッカ(冷凍庫に常備)をぐいぐいあおっているのですがどういうわけかさっぱりちっとも酔えないのでいよいよ悲しくなってきてしまいました。酔いたいときに酔えないなんて、あたしもう本当にだめかもしれない。困ったな。おやすみなさい。