almost everyday.

its a matter of taste, yeah

君が嫌いなわけじゃない

  • 確かに。よくよく考えてみれば、昨日から既に風はやたら強かったのです。日が沈む前にふと目を向けた窓の外の光景も、ぎょっとするほど不穏なものだった。思い出しました。荒れ狂う風、折れんばかりに軋む木々、行き場を失い為す術なく低空を旋回し続けるカラスの大群、その数ざっと数百羽。空が真っ黒なのは暗雲のせいでも太陽が沈んだからでもなく、逃げ惑うカラスたちが空を埋め尽くしていたからなのでした。いかにここが田舎と言えども、あれほどのカラスを目にする機会はそう多くありません。台風直前くらいのもんじゃなかろうか、たぶん。
  • というわけで。今朝の新幹線、盛大に遅れました。原因は強風による送電障害とか。06:24仙台発の便がようやく動き出したのは07:40すぎ、実に80分遅れです。それでもぎりぎり始業時刻に間に合ってしまう辺りが遅刻フォビアの悲しい性という気もしますが、それはまあ置いておくとして。この待機時間80分が吹きっさらしのホーム立ち尽くしコースだったら本当に辛かったでしょうが、ありがたいことに今日は既着車両で腰を落ち着けぬくぬくしてればそれで良かったのであります。しんどいどころかむしろ僥倖、朝から体力チャージできて本当に助かりました。ありがたや…。
  • 本日午後に来訪された某企業のお偉いさんの話。「加瀬亮+30歳」とでも言えばいいのか、謎の透明感をキープしつつ自然に歳を重ねるという離れ業をものにしているおじさまであるからして、たまたま居合わせたバイトちゃん達が遠巻きにザワザワしてたのが印象的でした。「もしお父さんがあんなだったらお嫁に行けない…!」とまで言わしめるあのひとはやっぱり凄いんだなあ、とあらためて実感したりとか。
  • かく言うわたしはいのこり中、TLに突如流れ込んできた野村萬斎さん@VS嵐のお写真にしばしぼんやり見とれておりました。ありがとうございます、ありがとうございます!荒んだ心に清らかな風が吹き抜けました。萬斎さんの平らかな表情には、どこかしらこう興奮や緊張を鎮める働きがあるように思えてなりません。何て言ったらいいんだろうな、仏さまでも見てるみたいな感じというか。おやすみなさい。