almost everyday.

its a matter of taste, yeah

大きな風になびくようだ

朝7時台のバスで東京へ。同じ配車に知り合いが二人も乗っててびっくりしました。まさか、乗換駅の券売機の前で10分近くも話し込むことになろうとは。そして、まさか東京がこれほどまでに暑いとは。最終的には着ていたカーディガンも脱いで、半袖Tシャツ一枚でいても暑いと感じるほどでした。あまりに天気がよかったせいか、気がついたら明治神宮前から恵比寿まで踏破しちゃってた。その途中に宮益坂のSUSでごはんを食べハイネケンを飲み、岸本加代子が何かのロケをしてる現場をやり過ごし、渋谷のタワーで西島大介ディエンビエンフーを立ち読んで少し暗い気持ちになり、代官山だか目黒だかよくわからないエリアをうろついてしばらくしたらいつのまにか恵比寿に着いていた、という次第です。なんなんだそれは。16時に夫と合流、つばめグリルで軽く飲んでからエコー劇場へ。
ラバーガール単独公演vol.4「さよならインドの空に」を見に行きました。以下、概要のみメモ(後日追記あり。いちおうたたんどきます)。

  • へんな服の男
    • ショップ店員に「いっしょに服を選んでほしい」と話しかける客。その客の服装が変。豹柄のジャケット(ショート丈・かつライダース風)、スクール水着みたいに薄べったい紺色のブルマ、ピンクに黒の水玉ハイソックス、黄色のスカーフ、うさぎ耳カチューシャ。掴みはOK、なインパクト。
  • 秘宝さがし
    • 遊園地のアトラクション、秘宝さがしの館。そこへ呼び込まれた客が言動の自由すぎるスタッフに翻弄される話。芝居がかった棒読みと不自然な間に思わず笑わされたり。
  • 幸せになれる水
    • 12年ぶりに再会したかつての同級生。騙す、騙される、その関係性が最後に逆転するところがベタながらも鮮やか。
  • 結婚相談所
    • 4人の元夫との間にそれぞれひとりずつ生まれた子を持つバツ4の女、再婚相手に求める譲れない条件。飛永さんがかっちりした役に扮するコント(これまでの作品だと「電報受付センター」とか「祭りの中継」とか)の安定感はすごいなあ。
  • バスケットボール
    • インターハイ予選の前日、他校のライバル下級生を訪ねる3年生。いわゆる「青春もの」にありがちなテンプレート的演出を次々に繰り出しながら壊してく。じわじわ面白くなってくる感じ。
  • 誕生日が同じ
    • 警備のバイト?の休憩中。同じ誕生日の二人が互いに贈り合った「予算1000円以内で選んだプレゼント」をめぐる言い争い。キレかかった大水さんの怖さ。地味にキレかかってるだけにだんだん怖くなってくる感じ、いかにもありそうで怖い。
  • 沖縄のDVD
    • これは…!ぜったいにテレビではお目にかかれない、ラストを飾るにふさわしい作品。音だけで表現されるキスがエロいエロいエロい。終盤の鮮やかすぎる展開、すばらしい切れ味。間違いなく本日最高の作品。ちなみに、オアシズ大久保さんが一部協力。
  • へんな服の男 ふたたび
    • オープニングと同じ設定、すっかり落ち着いた普通の服装でふたたび店を訪れる男。更生したかに思えた彼が袋から取り出したものは?

舞台転換時の映像

  • 幸せになれる水 CM
  • 検証 大水はどれだけ飛永のことを知っているのか
  • 飛永の柔術ジムに潜入取材

といった感じで、たっぷり2時間弱。素晴らしかったです。あー、おもしろかった。整理番号は120番台と最後尾に近いくらいだったはずなのに、やや端寄りながらも前から3列め(!)という絶好のポジションにて鑑賞することができました。ラバーガールのお客さんはちっともがっついたところがないなあ、という印象。
検証VTRの罰ゲーム映像によると、大水さんの右の乳首は半分色が違うのだそうです。でも、それって笑顔で言うことじゃないと思う。あと、生で見る飛永さんはものすごーく目がきらきらしてました。終演後のフリートークがもっと長いとよかったね、というのが夫と一致した意見ですが、明日もあるからそういうわけにはいかないのでしょうきっと。最終日はこれよりもっと盛り上がったりするのかな。だとしたらうらやましい。物販スペースにて「DVDになるのは今日の舞台ですよ」という声が聞こえてきたので思わずその場で予約してしまいました。7月9日くらいに届くそうです。ああ、たのしみ。
その後はガーデンプレイスビアホールにて再度飲み。今日ってば、なんだか一日ずっと飲んでる。楽しいです。おやすみなさい。