almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ほんとうに確かだったのはいったい何でしょうね

昨夜は22時前に寝ました。そして2時半に起きました。もはや夜中か明け方か判然としない時間に見たのは以下のとおり。

  • 女子800M準決勝
  • 男子100M表彰式
  • 男子1500M準決勝
  • 女子棒高跳び決勝
  • 女子3000M障害決勝
  • 男子10000M決勝

各種目の詳細は割愛。女子棒高跳びは女王エレーナがまさかの記録なし、という大波乱。この決勝に先立って行われた女子800Mと男子1500Mのいずれも準決勝にてフライングが起こる、という珍事からしてこの時点で既に彼の地ベルリンで何らかの大きなうねり・もしくはねじれが生じていたとでもいうのでしょうか。男子10000M見たさに早起きしたつもりが、日本選手の苦しげな走りに胸がしめつけられて「もうだめ見てらんない」と思った瞬間うっすら寝入ってしまったらしく、女子100M決勝は見過ごしてしまうという体たらく。何やってんだか。
せーり痛は本日も軽く、とは言えやはりそれなりにしんどいことはしんどいので「普段より2割ほど身体にキレがない状態」で上司(40代男性)とふたり外回りへ。自分自身ではつとめてふつうにしてるつもりが「もしかして今日ぐあい悪かったりする?」と声をかけられ*1、「察してください」と答えるわけにもいかず咄嗟に「実は世界陸上で寝不足なもので」と返したところ、見下すでもなく驚くでもなくただただ不思議そうに「…あれってさあ、何がおもしろいの?」と訊かれました。まあ、まっとうな反応ですよね。世間一般では。
その類の問いに対する自分の答えは概ねいつも決まっています。だいたいいつも「わかりやすいですよね」って答えてます。より早くより高くより遠くへ、ってどシンプルですよね、小難しいルールとかなくていいですよね本能みたいなもんですよね、わたし野球とかサッカーとか実は未だによくわかんないんですよルール複雑すぎて。…って言えば大抵理解を示してもらえるんですが、この上司はそれでも何だか腑に落ちない顔をしていたので、だめ押しでこうも言ってみました。
「それに今年はどういうわけだかおだゆーじがおとなしくて、すごくたのしく心穏やかに見てられるんですよ」
って。上司、ここだけは辛うじてツボに入ったようで「そうか…おとなしいんだおだゆーじ…」と小さな声でつぶやきながら笑ってました。いや、実際ほんとにおとなしいんです、今年のおだゆーじ。いったい何があったんだろう。有力選手のキャラ付け同様、何らかの自粛を迫られたとでもいうのでしょうか。いずれにしても「そうか、彼は勝手気ままな狂犬などではなかったのか。やろうと思えばちゃんと『ハウス!』もできる賢い子だったのだなあ…」と、自分のこれまでの誤った認識を改めたいような気持ちにさせられつつあります。そうだよそもそも過剰な盛り上げなんて要らねえんだよ、いま目の前で起こってることそれ自体が装飾不要のリアルタイムドキュメントなんだよ。って俺、何様?しかし、それでもやっぱりテーマソングは今年も変わらずあの曲なのですね。と思ったらどうやら若干アレンジが変わってるらしい。どこがどう変わったのかはよくわかってません。きょうも早めに眠って早起きしようと思います。早起きしたらよんぱ決勝見るんだ。おやすみなさい。

*1:ああもうほんとにごめんなさい、社会人失格ですよこれもう本当に