almost everyday.

its a matter of taste, yeah

奥まで行ったら踊ろうか?

いやあ、しんどい。先週に引き続き今週もしんどい。何がしんどいって仕事がしんどい。
いやね、まずね、向いてないんですよ根本的に。何に?ってこの舌戦に。責められ詰められ突っ込まれ、言質を取るか取られるかの攻防あるいは睨み合い。性格的にこれが自分に向いてないってだけならまだしも、現時点でまだこの状況に慣れてさえいない。傾向が掴みきれてない。となると当然対策も練れてない。総じて理解度が低い。もう、まじ、だめだめ。先週からずっと強い敵→さらに強い敵→いよいよラスボス、みたいな感じでどんどこ難易度うなぎのぼりなんですが、この怒涛の展開についてくだけで精一杯っていう困った状況なんですよほんとにもう。ああ。落ち込んでばかりの毎日。ここ10日ばかしずっと、精神的にサンドバック打たれまくりでそろそろ皮が破れて砂も漏れそなそういう状態。へろっへろ。
こんな具合に真綿で首を絞められる日々が10日も続くと、元来打たれ弱い自分はすぐに酒へ逃げるのが常なんですが。今のわたしはちょっと違うのです。ここんとこずっと数週間、楽しかったり嬉しかったり幸せだったりする記憶がたっぷりチャージされてるもんで、ちょっとやそっとじゃ心が折れたりしないんです。もうダメまじ無理そろそろ逃げたい、その瞬間にまるで何かのギフトみたいにふわりと思い出される記憶。それは例えばあの日みた映画のうつくしいワンシーンだったり、星野さんの手を握ったその瞬間の穏やかなまなざしだったり、5年越しで初めて会えたMさんと一緒にのんだジンジャーエールの辛さだったり、出口さんと言葉を交わしたわずか数十秒間の胸の高鳴りだったりするわけです。だいじょうぶ、過ぎた時間の記憶はすべてわたしのもの、誰にも侵せない。この後しばらく、どんなにしんどいことが続いたとしても、しばらくはこの記憶だけで生きていける。そういうふうに無理やりおのれを奮い立たせて身体を縦にしています。こわいことなんてなにもない。なにもない。なにもない。だから大丈夫。おやすみなさい。