almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Haunted by you

8時起床、掃除と洗濯をざっと済ませて二度寝など。外はとてもよい天気です。おでかけ日和だ。
というわけでまずは駅前へ出て、この週末から始まったばかり?のマンハッタンバーガーを食べに。想像よりもずっとさっぱりした味で、最後まで飽きることなくおいしくいただきました。鍵はモッツァレラと玉ねぎにあると見た。たまに食べるとおいしいですよね、ジャンクなたべもの。
その後は映画「英国王のスピーチ」を見にチネへ。アカデミー賞直後のためか、めちゃくちゃ混んでました。こんなに座席が埋まってるチネは、自分の中ではもしかしたら初めてだったかもしれません。入場者数ひと桁だなんてこともわりとザラにあったりするので、こういうときに稼げるだけ稼いでくださいと願わずにはいられません。
それで映画の内容はというと。まずは1930年代の建築や街並み、それといかにも英国らしい冬の曇天が印象的でした。序盤、主人公がマイクの前に立ったときの不安な視界をそのままなぞるようなカメラワークは、度を失った精神状態をリアルタイムで追体験させられるようで一気にぐいぐい映画の世界へ引き込まれたなあ。それから、なんと言っても、ローグ役の俳優さんの物怖じしない飄々とした佇まいがとてもよかったです。あのひとの描きかた次第では、ただのお涙ちょうだいものに堕してても決しておかしくない話ですもの。「今から戦争が始まるってのに、人前で上手に話せたくらいで喜んでる場合じゃないでしょう?」という見方もできないことはないけれど、悩みや病に貴賎はないってことなのだろうなーと思いました。職業に貴賎がない(とされている)のと同じように。エンディングのテロップがとてもよかったです。おやすみなさい。