almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ディーン、君がいた瞬間

  • 6時前起床、うつくしい夜明け。そして昨夜もりもり食べたサンチュのおかげか、お腹の調子がすこぶる良いのでありがたいです。100点満点の休日の朝。
  • というわけで。鼻歌まじりで一連の家事を終え、白湯のんでひと息入れて筋トレして家計簿まとめてテレビをつけたら「遠くへ行きたい」に土井善晴先生が。おお、これはまさしく、早起きは三文の徳と呼ばれるあの現象…!ありがたや。五島うどん、すんごい美味しそうです。徹平さんの故郷の味、いつか食べてみたい。
  • いろいろあって物議を醸した(かもしれない)名古屋ウィメンズマラソン、これが野口さんのラストランになるやもしれぬと思うととてもリアルタイムで見る勇気が出ず、9時には今日もまたチネへ。幸い今月は見たい映画がこれでもかと集中しており、作品選びに困るということがないのです。というわけで、ここ仙台では昨日から上映が始まったディーン、君がいた瞬間を見てきました。

  • 第83回アカデミー賞の栄誉に輝いた「英国王のスピーチ」スタッフが再集結。という触れ込みにまず目を引かれたのは、それが2011年2月だったこと、また自分が映画を見たタイミングも震災直前だったことに起因しています。苦悩の末に希望を引き寄せた英国王を描いたチームが、悲劇的な最期で知られる早逝の名優をいかにして甦らせるのか。
  • ディーン役のデイン・デハーンは役作りのため3か月で10kg以上も増量したそうで、インディアナでの農夫姿もしっくり来るほどがっしりした身体つき。ただ、どうか顎のラインだけはもう少しシャープであってほしかった。がんがん飲んで吸っちゃあキメて翌朝ばっちりむくんでた、みたいな時代のリアルってことなのかもしれないけれど、それはそれとしてあの眼差しに説得力を持たせるためには切れ味鋭いナイフのようなソリッド感がぜひ欲しかったです。ううう。
  • とは言え、ここぞという場面では本人が降りてきたかのようにはっとさせられる瞬間もありました。カメラマンとのすれ違いを経た理解、偶然から生まれる確信、名声を得ても埋められなかった空隙など、夢の中で話してるみたいに気のない眠たそうな話しかたが変に印象的だった。その気はないのに人たらし、みたいな。

  • お昼に帰宅、夫もここでようやっと起床。朝昼ごはんはかつおのごまだれ漬け丼でした。〆にアイスをかわりばんこに食べたら何だかすごく眠たいです。穏やかな休日。
  • 夕方、アーユルヴェーダ。びっくりするほど大量に汗が出ました。ふいー、デトックス。もうすぐ春ですね。おやすみなさい。