almost everyday.

its a matter of taste, yeah

BAMBINO STEP

何も予定のない日曜日、朝だか昼だかわからない食事と洗濯を終えてぼんやりしていたときにふと考えたこと。「定義山あぶらげ食べたい!」思い立ったら吉日、というわけで行ってまいりました定義山
調べてみると定義山(じょうぎさん)は仙台市街から30kmほどのところにあり、車なら約1時間ほどで到着できるようでした。しかし実際にはちょっとした渋滞や通行規制(国道55号線の一部が土砂崩れにより通行止め)があったりして何度か道を逸れることに。最終的には国道48号−国道263号のルートを通りました。なんだかんだで1時間半ほどかかったでしょうか。14時すこし前くらいに現地に着いてみると、辺りはちょうどいい感じのにぎわいぶりでした。混んではいるけど行列にはならず、ほどよく活気にあふれています。天気もいいし眺めもいいし、何だかとてもいい気分。紅葉にはまだ少し早かったですが。

まずはお目当て、定義山名物の三角揚げを。端のほうはかりっとしゃくっと、中は熱々じゅわっとしていてとても美味しい!揚げたての油揚げってこんな味がするんだ…という驚きをかみしめながらあっという間に完食。ちなみに一枚120円です。おしょうゆと七味はお好みで。
きょう見た限りではやはりこのお店(定義とうふ店)がいちばんの大盛況で、売り場からちらりと見える奥の厨房はさながら戦場のようでした。次から次へと揚げたての三角揚げがコンテナケースに山盛り運び出されてくるので、めちゃ混んでるのに数分待てばすぐに買えます。ありがたい。カップのアイスクリームみたいに盛られた豆腐も美味しかったです。

すぐお隣のお食事処・はやとみさんではこれまた名物のみそおにぎりをいただきました。濃いめの甘辛みそがたっぷり塗られたおにぎりは、口に入れるとほろんと崩れる絶妙のにぎり加減。ごはんがとてもおいしいです。わたしがこれを買った時点でおにぎりの残りはあと3個、ぎりぎりのタイミングでした。更にお隣の定義館では揚げまんじゅうを買おうとしたのだけれど(しかし食べてばかりですね)、こちらは残念ながら売り切れの憂き目に。しかしお店のご主人が「せっかく並んでくださったのにごめんなさいね、これでよかったらどうぞ」とひとりひとりに割れた揚げまんじゅうを手渡してくれました。売り物にはならなくても十分すぎる美味しさでした。ありがとうご主人。定義山で食べ歩くなら、もっと早い時間に来るのが吉かもしれませんね。

みそおにぎりとあげまんじゅうの間には定義如来を参拝し、たわむれにおみくじをひいてみました。大吉でした。携帯電話やファスナーにつけるチャーム入りの現代的なおみくじで、全8種のうちわたしがひいたのは貝のモチーフ。良縁成就と夫婦円満の象徴だそう。「貝は気の流れを良くすると言われております。特に二枚貝は他の貝とは合わない事から幸福な結婚の象徴とされております」ですって。へえ。この直後に前述の揚げまんじゅうをいただいたことから「早速きてるっぽいよ良縁!」と大いにもりあがりました。たぶん違うと思うけど。
定義山を下りたあとは作並温泉へ足をのばして日帰り入浴。帰りはがっつり渋滞にはまったものの、それでも半日コースの気楽なドライブでした。それにしてもあの三角揚げ。あれ、今よりもっと寒い時期に揚げたて食べたらきっと泣くほど美味いと思うんだ。次はニッカウヰスキー工場見学と併せてまた来たいと思います。おやすみなさい。