almost everyday.

its a matter of taste, yeah

その手をつないで


明け方にみた夢。自分のヘマ、というか気の利かなさで他部署の同僚を激怒させてしまってました。普段はわりとほわほわしてるあのひとが烈火のごとく怒り猛るので、びっくりして冷や汗かいて飛び起きた。正夢にならないよう気をつけなくてはなりません。あわわ。
腰が痛くてまっすぐ歩けないので、薄いはらまきの上からカイロをぺたり。5月半ばにカイロって。とは自分でも思いましたが、今日はあまり気温が上がらずむしろ肌寒いくらいだったのでほかほか具合がちょうどよろしかったです。薬も効いた午後2時頃など、とろけるように気持ちよかった。ああ、温泉いきたい。
終業後はフォーラムへ、本日最終日の「ピナ・バウシュ 踊りつづけるいのち」を見に行きました。3D映画はこれが初めてで、どんなだろうとわくわくしながら上映を待つことに。
序盤こそ断片的な舞踏シーンと団員の語りとの交錯にうろたえ「あれ?もしかしてとっつきにくい?ていうかスノッブ?」と戸惑ったものの、次第に勝手がわかってきました。というより、スクリーンの向こうの踊り手たちに引き込まれるあまりつられて身体があちこちひょいひょい動きそうになるんです。当然あちらは超絶技巧、こちらはまともに踊ったこともないわけですが、思わず息を呑むような緻密さと野生の叫びみたいな衝動とを紙一重で併せ持ってるように思えて、そしたら急にスクリーンとの距離が縮まった気がしたんでした。何て言ったらいいんだろうな。感じかたを委ねられているという自由だとか、その器の大きさであるとか、それらをひっくるめた重さであるとか、そういうものをまとめて全部いっしょくたに受け取ったというか。見ている間じゅうずっと、いろんな気持ちがぶわぶわぶわっとわき上がってきてとても刺激的でした。3Dもよかったけれど、生はきっともっとずっと凄かったんだろうな。おやすみなさい。