- お盆休み明けの上司が溜まった書類に埋もれており、こちらにその気がなくともアイドリング状態を強いられた月曜日。やるべき作業にたどり着けず手持ち無沙汰だったため、普段はあっさり済ませてしまいがちな各種問い合わせにもめずらしく丁寧に応対できました。いつもこういうふうに振る舞えたらいいのにな。
- そしてふと「そういえば10年前は自分も電話の向こう側にいたんだった」ということを思い出したら、今の自分と当時の自分が時空を超えて重なるようなへんな気持ちになったんでした。こういうふうに時間や経験を重ねてくると、ひとつの物事をいろんな視点から見て考えられるようになるのですね。あの頃はまだ、分からないことが多すぎていつもいつもおろおろしてました。そして今は視野が広がり数多の修羅場をくぐり抜け、必要以上にふてぶてしくなった感が否めません。覚えていたい、忘れたくない、あの頃の臆病さと自信のなさを。昔の自分のいろんな無念さを晴らす意味でも。おやすみなさい。