almost everyday.

its a matter of taste, yeah

仙台短篇映画祭2023 音楽家渡邊琢磨と映画2

  • メディアテークで仙台短篇映画祭2023、プログラムE。牧野貴の未発表作と石橋英子・山本達久・渡邊琢磨による生演奏、つまりはこの日この場に居合わせた者しか体験し得ない作品が繰り広げられるわけで前売り買って心待ちにしておりました。片時も目が離せないのに時おり意識が飛びかける稀有な体験だったことよ…!
  • 1本めのÉtudeは、今にも網膜で像を結びそうなのに幾重ものレイヤーに惑わされ全貌を掴みきれない光の残像をひたすら追い続ける55分。沸騰と気化と凍結を繰り返す液体に乱反射する光が暴力的にも優美にも見えたし、クライマックスと呼応するように熱を帯びる演奏がとてもスリリングでした。またたく光と手数の多いシンバル使いに痺れた。
  • 2本めのImprovise cinemaは目が慣れてきたこともあり、ぐっと解像度が上がった印象。終盤の水面に浮かぶ白波は「富嶽三十六景がこんなふうに動いて音までついてたとしたら最高に格好いいだろうな…」等とより自由に想像を巡らせつつ楽しめました。アンコールまでたっぷり堪能できて大満足です。今日この場に居られたことがとてもうれしい。

  • 遡って、朝から昼の話。コメダの1000店舗キャンペーンでおかわり1杯無料と聞きつけ、ミックスサンドとミニシロノワールで英気を養ったのち献血へ。採血室のBSでは世界新体操2023スペイン大会が再放送されていて、5フープのフランス代表がソービューティフルでした(8位)。3リボン+2ボールはどこに焦点を合わせたらいいのか分からなくて目が回りそうになるけど、5フープは血を抜かれながらぼーっと観てても動きに連続性があって楽しいです。美しい。
  • 先発は荘司。そりゃないよ宋〜!おやすみなさい。