almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Call Me By Your Name

君の名前で僕を呼んで (マグノリアブックス)

君の名前で僕を呼んで (マグノリアブックス)

  • 映画をみてからしばらく経って、それでもやっぱり余韻が消えてなくならなくて原作本を購入。冒頭5行を目で追った時点で、既に映画の記憶が怒涛のごとく蘇ってきてもう胸がいっぱいです。ああ、息をするのも忘れてしまいそう。
  • というのもですね。映画の中ではあんなに美しく整った見てくれで、クールを装いつつ必死に心を抑えこもうとしているように見えたあのエリオがですよ。皮膚の一枚下にこれほどの激情を隠し持っていたのか、とたじろぐくらい身も世もなく恋に溺れているわけですよ。それがもう、ただただひたすら健気でいじらしいだけでなく、獰猛な雄の匂いを立ちのぼらせているのがひどく生々しいんですね。あまりに濃密、酔いが回りそう。あるいは変な微熱が出そう。
  • 緻密な情景・心理描写が情熱的かつ丁寧に綴られる中、ところどころ唐突に直截的な官能表現が出てきて面食らうんですけども、出版元が海外ロマンス文庫の翻訳レーベルと知って合点がいきました。ここらへん、正直なところ映画の雰囲気を少なからず削いでる感が否めないけど、翻訳者さんの手癖もしくはこの界隈のお家芸なのだと思うことにしました。
  • 結末は既にわかっているので、映画との違いや奥行きをかみしめながらちょっとずつ読み進めようと思います。通勤時間が長くなってよかったな、って初めて思えたような気がする。嬉しいです。
  • 先発は岸、雨天中止が危ぶまれるなか決行された平日デーゲーム。打たれて追いつきまた打たれ、勝負の行方がなかなか見えない試合は9回、岡島のサヨナラタイムリーという劇的な幕切れを迎えました。8回裏にあのモイネロを打ち崩してマウンドから引きずり下ろしたっつうのがまたいいですね、昨日の借りを返しましたね。明日につながるいい勝ち方ですよね。ね!おやすみなさい。

悲しくてやりきれない

  • 福山が登録抹消。ああなんてこと、うわあああん!…という気持ちは実際のところそんなになくて、ここに至るまでの予兆もあったしやむを得ないと納得させられる気持ちのほうが大きかったりしています。「ああ、ついに」という無念と脱力感と「これでやっとリセットできる、かも?」という安堵のような希望のような気持ちが交互に押し寄せてきて、何だか心がとても忙しい。年俸1億超えを果たした次のシーズンで早々に躓いている、という事実は何とも皮肉なものだと思います。ここを何とか乗り越えて戻ってきてほしい。その先が見たいです。待ってるぞ。
  • 先発は美馬、5回途中4失点。続く久保も小野もしっくり来ないままサクッと3凡の宋、ワンアウト満塁の大ピンチを招きながらもゲッツー無失点でやり過ごした高梨はいいとして、菅原も何だかもろもろ定まらないですね。見ていてしんどい。
  • 打撃のほうはウィーラーと岡島にソロが1本ずつ、それと惜しくも得点には結びつかなかったものの7回裏の攻撃がよかったです。内田のヒットと茂木のナイス走塁。ああいう場面で先輩諸氏がビシッと決めてくれる攻撃を見たいものですよ…。
  • それにしてもまあ、昨季に続き今年も全くモイネロに歯が立たないですね。三者連続三球三振はできることならあのまましばらく松井裕樹の専売特許にしておきたかったよ…しくしく。おやすみなさい。

Totally Eclipsing

  • シャーラタンズの新しいEPが出て、ティムはソロでも音源をリリースしてて、ってこれはもう大変な充実ぶり。素晴らしいな…ありがたいなあああ。
  • 松尾敏伸と言えば個人的に、何よりもまずてるてる家族のパン職人役が思い出されるわけですが。07年の総集編DVD発売から約10年もの空白を経て、ようやっと再放送にこぎ着けたそのわずか数年後にこんな話が出るようじゃ、完全版DVDの発売はますます遠のいたと言わざるを得ませんよね…。切ない。若き日のいしだあゆみを演じた上原多香子の歌唱によるブルーライト・ヨコハマ菊地成孔の連載に取り上げられた辺りまでいまだに覚えているくらい、当時めちゃくちゃのめり込んで見てました。上野樹里&中村梅雀の軽妙なかけ合い、そして桂小米朝*1&森口博子のもどかしい恋模様がとてもよかった。どこまでも明るく空回る杉浦太陽と、翳のある挫折顔こと錦戸亮コントラストもばっちりだった。見ていてとにかく楽しかったな。
  • 4連勝&今季初の3タテで仙台に戻ってきたこの日、先発は池田。本日一軍登録されたばかり。5回までは1点でしのいだものの、その後の継投がどうにも踏ん張りきれませんでした。
  • しかし本当にあれだ。福山、どうしたよ?1イニング投げきれない試合が続くといよいよ心配になってくるって話です。昨年の対戦成績をみる限り、上手く打ち取れてた印象のある松田相手にタイムリスリーベースを浴びたのもまた心が痛い。くうう。
  • 続く高梨も1点を失ったものの、回跨ぎの7回は会心の3凡。しかし快哉を叫んだのはここだけで、久保も菅原も相次いで失点するという残念な結果となりました。頼むよ、ブルペン陣。明日は何とか立て直してきてほしいです。おやすみなさい。

*1:当時。現:桂米團治

It's showtime!!!

  • 週末残してきた仕事のあれこれ、ちょうど上手い具合に転がるラッキーゾーンをみっつばかり立て続けに体感。調子がよすぎてどうしよう。ひゅー!
  • 金曜夜にリアルタイム視聴できず録画しておいたMステを見ました。もうね、確定。永久保存版。さかなクンのバスサックス&欣ちゃん生歌極上スマイルはきわめてレアだし、このタイミングで水谷千重子的大人の悪ふざけを全力でやってのけるお二人のプロ根性ったらないし、それより何より楽しみで仕方なかったCHAIがまさかのトリって一体どうなってんのこれ。うおお。
  • タモリ相手にいきなりタメ口かました瞬間はどうなることかと天を仰いだものの、不思議なことにおつむの軽い不遜な若者感は皆無。どちらかと言えば、赤子をあやすシッターさんのごときスーパーナチュラルマイペースぶりを炸裂させていたように思います。とは言え、そこはやっぱり地上波初登場そして生放送。パフォーマンスにはやや硬さが垣間見え、少々物足りなかったようなほっとしたような不思議な気持ちにさせられました。あの双子ユニゾンのちょう気持ちいい「ショウターイム♡」からのドス声パート、普段のライブならきっともっと痛快なのだろうな、と思いながら手に汗握って見てました。しかしまあ、次回来仙がenn 2ndってマジなのか。是非とも見たい、なのに平日。どうにか休みを捻出したい、がさすがに今年はそこまで融通きかせらんないだろうなあ…。ううう。
  • それはそれとしてわたし、かつてウォーレン・クロマティが現役時代に大差で負けてるとき「レッツゴー、ショウタイム!」つってベンチを鼓舞した逸話がめちゃくちゃ好きで折にふれて思い出すんですよ。これ、すごく良くない?ていうか、すべてのプロ野球選手に毎試合この心意気で試合に臨んでほしくない?そんなことない?おやすみなさい。