almost everyday.

its a matter of taste, yeah

波は、荒れるばかり

どうも毎日肌寒いので、シャツの上に重ねる薄手のベストを入手すべくユニクロへ。びびりました。何なんだ、このレシートは。薄いインディゴ染めのニットベストと紺のジャージ素材ベスト、2枚あわせて税込み931円ですって。うそーん。だからってちゃっかり両方買う自分もどうかと思うが、それにしたってこれは安すぎるでしょう。おのれの元来ちゃっちい経済観念が、ますますボーダーラインを下げていくような気がしてなりません。このまま行けばいつしか自分、100均ですら買い渋りを起こすかも。それはいやだなぁ。

8時すぎ、出張帰りの相方が何の前触れもなく部屋に。湯舟でのんびりスイートオレンジがぶ飲みしつつ、目ぇ半開きでチルアウトしてた身としては随分びっくりしました。「お願いがあるの!」「・・・何?」「プリンタ直して!頼む!」というわけで、髪もろくに乾かさぬまま相方宅へ強制連行。原因はすぐにわかったのだけど、念のためにと軽い気持ちでやってみたスキャンディスク/デフラグがとんでもない落とし穴。時間かかりすぎ。ひーん。

そんなこんなで原因不明のエラーをひたすら探っていたら、相方ママンより苺の差し入れ。それもホイップクリーム添え!小さい頃の憧れだったよ、クリームが常備してある台所。すばらしいです。ああ、うちのママンは泡立て器すら握ったことのない人だったよ・・・(※まだ生きてます)。うらやましい。あたし、ここんちの子になりたーい。こんな溢れんばかりの愛があればそりゃ、ぐれる暇すらなかったろうよ。

と言うといかにも自分が虐げられて育ったみたいですが、決してそんなことはなく。むしろ、ずいぶん愛されていたと思います。今となっては。しかしうちの家族は皆ことごとく、絶望的に愛情表現が下手でした。おまけにひどく口が悪い。おかげで自分は必要以上に「言葉」というものを過信したがる性質を身につけたような気がしてなりません。「好きだ」と言われたら「どんなところが?」と聞き返し、「大事にする」と言われれば「どうして?」と引っかき回す。与えられた言葉だけじゃどうにもこうにも不安なのです。目と目だけで通じ合えりゃあ、こんなこたないのに。下手すりゃ視線を交わすことすらできぬまま、より確実な「安心できる言葉」を探して、それも相手に言わせるよう周到に策を練るいやらしさ。そこにあることは何となく分かる、はずの、好意を、素直に信じることができません。いまだに。だから他人のほんのちょっとした言葉じりだけで、ふいに頭を殴られるようなショックを(勝手に)受けたりするのです。何とかしたいわー、こんな性分。今までふられた原因って、たいがいこれが元凶だし。・・・なんか悲しくなってきたので、もうやめにします。おやすみなさい。