almost everyday.

its a matter of taste, yeah

17歳に口説かれる27歳

新潮文庫の100冊、今年のブックチャームは見た目が少々いまいちだなぁと思うのはわたしだけでしょうか。それでもやっぱり買うんですけど。今回は小川洋子向田邦子を選びました。「薬指の標本」、すごくよいです。淡く透明な色彩が目の前に浮かんできそうに清冽で、なおかつどこかふわふわとやわらかい文章なのに、ひどく濃密にエロチックな空気が漂ってます。ため息が・・・。「思い出トランプ」はすこし前、何かの番組で太田光氏が地味に(しかし力強く)推してたのを見て読んでみたくなりました。これからじっくり楽しみます。このところは「語り手の視点が微妙にねじれている」お話をおもしろいと感じるようになってきた気がしております、自分。平凡な日常も退屈な生活も人間関係も、ほんの少しだけ視座をずらしてみればとびきりスリルに満ちたものになる、かもしれないのです。この世でもっとも憎むべきなのは、訳知り顔の凝り固まった常識と良識と、想像力の欠如。きっとそう。

ひたちなかのチケットが届きました。わーいわーい。気付いてみれば、残すところもうあと3週間ちょっとしかないのですね。今いちばん悩んでるのは、時間帯が被ってるTHE BAND HAS NO NAME(本当に名前変えるのかなぁ。いまさら)とビークルのどちらを選ぶか?ということです。9月10日の倶知安まつりに行けるものなら確実に後者をとりますが、それはかなり高い確実で無理っぽいもんなぁ・・・。あーうー。どうするべ本当に。

APARTMENTさんの新譜、ようやっと本日予約しました。発売日は来月3日なのですが、先行予約ということで20日前後には届くのだとか。春先から待ち焦がれていたその日が一気に2週間も縮まるだなんて、何だかもう夢みたいです。試聴もせずにじっと我慢しておりますよ。たのしみ。ほんとにたのしみです。早く振り込みに行かなくちゃ。おやすみなさい。