almost everyday.

its a matter of taste, yeah

これはまるで最終回のような     

ここの日記(というにはあまりにも日々の定点観測的要素が足りない気がしてならないのですが、今のところは便宜上こう呼ぶことにします)はそもそも、遠く離れた友人への近況報告のようなものとして書き始めたのが最初のきっかけでした。が、その相手とは日々濃密な言葉を交わしたかと思えば突然ふっつり半年あまりも音信不通になってみたりでお互い「こいつとは喋っても喋らなくても絆が消えることはなさそうだ」と信じ込みつつある気がするので、当初の目的は既に形骸化しきっていると言えます。

そんなわけでここ3年あまりは読者を数年後の自分のみと想定し、その気楽さゆえ好き勝手なことばかり書き散らしてまいりました。仲のいいひとが月に何度か覗いてくれたり何かのひょうしで検索にひっかかったりすることはあるかもしれないけれど、それが誰かの記憶に留まるなどということはまずないだろうと高をくくっていたわけです。ので、今日みたいに敬愛する方より「いやーけっこう読んでるよ?」みたいなことを言われたりしたら、それはそれはもう大変なのです。「うわあああああたしったらこのひとの○○が好きで好きでたまんみたいなことがんがん書いてたよなぁそれもがっちり見られてるってことなのか、ていうかこのひと、それでわたしが○○○○ ○○○が全作品中でいちばん猛烈にだいすきだっつうことを知ってたのか、それでようやく合点がいったよそれにしてもあーもうこっぱずかしくてたまんないけどうれしいけどそれでもやっぱり今すぐ消えちまいたいぃ〜」というような気持ちでいっぱいになってしまいます。・・・・・・何の宣伝にもアピールにもならないことしか書けてない罪悪感がてんこもり。申し訳なさぐあいを態度で表現するならば「畳に頭をこすりつけて」謝りたい、というのが最も今の心境に近いです。ごめんなさい。

ネット上で何かを書くということは、いつなんどき誰に見られても文句の言えない状況に身を置くのと同じことなのだ。と頭では分かっていても、いざ実際にこういうことがあるとやはりうろたえてしまいます。これまで何のクレームも届いていないということは単純に誰も読んでいない可能性が高いけれども、もしかしたら見て見ぬふりをしてくださっている方がいるのかもしれない、その可能性が0パーセントとは決して言い切れないのです。誰かがゼロから生み出したものについて、中途半端なことを書いたらいかんよなぁ。というようなことをあらためてしみじみと思いました。わたしの敬愛する表現者の皆様(なおかつ、ここを見てくださっている方)へ。ここで(勝手に)取り上げさせていただいているすべての作品について、誤った解釈やお気に召さない文言があるようでしたらどうかお申し出ください。そのとき自分が思ったことや感じたこと、既に過ぎ去った過去の感情を歪曲させることはできませんが、事実誤認はすぐに削除いたします。こんなところで何を書こうと洟もひっかけてもらえないのが当たり前だとは重々承知しておりますが、意思表示として書いておこうと思います。わたしの書いたものが矮小ながらも何らかの固定的マイナスイメージに結びついたりするのは困るので、念のため。

書きたいことがうまくまとまらないのは久しぶりでした。おはようございます。それじゃ行ってまいりますよ。