almost everyday.

its a matter of taste, yeah

指先から呪いをかけられる

そして先輩は今日もお休みでした。のおおうっ。撃沈です。わたしは、断じて、あなたの仕事を肩代わりするために働いているのではなーい。と心の底から言いたいけれど、それはちょっとさすがに言えない。ていう下っ端ならではの貧乏臭い悲哀を胸にひたすらわしわし働いた一日でした。15時直前にぎりぎりダッシュで駆け込んだ銀行の窓口のラブリーな行員さん(4/2の当欄を参照)の不器用な営業スマイルを見つめているわずかな時間(推定3分)だけが心のオアシスでした。ありがとうございます、あなたのおかげで何とか枯れずに平日をやり過ごせてる気がしてきましたよ。何かの偶然で休みの日とかにばったり顔を合わせたりしたら、お茶でもごはんでも奢ってあげたいくらいの勢いで感謝しております。世慣れてなさそうな若い大人の男の穏やかな笑顔、というのはなんであんなにも健やかなのだろう。と不思議に思ったりもします。半ば妬みに近いような気持ちをも抱きつつ。

このところずっと、ため息をつく暇すら与えられないどたばたの狂乱状態に放り込まれたような勢いで働いているせいで、ひと息いれて両手のひらにハンドクリームをすりこむことさえままなりません。そんなわけで指先のあちこちにささくれが目立ってきてしまいました。それだけだって十分すぎるほど痛いのに、今朝は大きな荷物の紐を解いてる途中で右親指の爪が割れました。清潔に乾いた音を響かせて、ぱきーんと綺麗に。さらに追い討ちをかけるように、今度は左手の親指にめくれ上がったホチキス針をしたたかに刺してしまって上質紙の書類を3枚血染めにしました。滴った血を慌てて指で拭ったせいで血痕はよけいに目立ち、赤錆のごとき沈んだしみは何をどうしても消える気配がないのでした。だめだ、厄日だ。今日はさっさと仕事切り上げて帰ろうぜーと思ってたのに気付いてみたらこの時間。3月末からこっち、平日26時前に眠れたためしがありません。だるいぜ。明日こそ早く眠りたいです。おやすみなさい。