almost everyday.

its a matter of taste, yeah

放たれた矢のように過ぎてく日々を


日々愛で続けてきたど根性植物が、とうとう姿を消してしまいました。さびしいです。束の間の心の潤いをありがとう。
このごろ朝がどんどん遅くなりつつあって、雲が多い日などはまだ暗いうちに目覚まし時計が鳴ったりします。今のところまだ寒さはあまり厳しくないけど、日照時間が短いってのは地味にしんどい。福島の冬は大抵いつも厚い雲に覆われているので、余計に強くそう感じるのかもしれませんが。そういえば、お昼前には雪が降りました。強い風に煽られてすぐ消えてしまうさまは何だか煙のようで、果たしてあれを初雪と呼んでいいのか確証が持てずにいます。
数日前に気づいたことをひとつ。ここの雑記が、いつの間にやら10年ちょっと続いていたようです。

そうは言っても、前身のへっぽこサイト*1からはてなへ移ってきたのが5年ほど前。その際まとめて移行したのがたまたま02年11月以降のログだった。というただそれだけの話で、日付に何ら思い入れはありません。それに、滞った分を後日まとめてほうり込んだりしてることを思えば*2、偉そうに「続いた」と言い切るのも相当アレな気がします。そもそもここはタイトルからして「だいたい毎日」なわけで、それはそれである意味いかにもそれっぽい。と思うことにしたほうがいいのかもしれません。そういうふうに詰めが甘くてそそっかしく、怠惰でそのくせ中途半端に真面目ぶりたい自分は結局、10年というそれなりに長い月日を重ねてもなお全く成長できなかったようです。無念です。
それはさておき。ソフトが全く変わらなくても、ハード(というかその属性)は日々変わり続けています。10年間で職場と住処が二度変わり、ついでに名前も変わりました。家族が増えたり減ったりしました。友人も。これから先の10年は、どういう感じになるのでしょうね。わからないよ。
そうそう。さいきん知ったはてなの機能で「長年日記」というのがなかなかおもしろそうだと思いました。

違う年の同じ日付につけた日記を見る(「長年日記」機能)
はてなダイアリーでは、日記ページの特定の日付のURLを
http://d.hatena.ne.jp/<ユーザー名>/xxxxxxxx(日付)
といった8桁の数字(日付)で表していますが、この日付部分を半角のアンダーバー「_」に書き換えることで、0〜9全ての数字を代替することを意味します。つまり上記の場合、http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20__0401http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/2___0401 なども同様に長年日記を表示することが可能です。

というわけで、例として以下にある一日を引いてみます。
2005年7月23日。わたしはその日、当時も今も変わらず好きなUMIBACHIのライブを見に東京へ向かっていました。部屋を出て自転車で高速バスのりばへ向かう途中、猛スピードの車とすれちがいざまバランスを崩し転倒。あちこち流血、にもかかわらず遠征強行。一体どんだけ行きたかったのか。
思い起こせば、group_inouを初めて見たのもこの日でした。ライブ中、cpが何故かひっきりなしにチェ・ジウの名前を連呼してたのを覚えてる。ノリでなんとなく打ち上げに加えていただいた後、新宿へ移動してHi-5のイベントでオールしたことも覚えてる。その間ずっと、血だか膿だかわからないものが流れ続けて止まらなかったことも覚えてる。若かった。バカだった。しかし決して忘れられない一日になりました。ちなみに、その時の傷跡は今も右の肘と腰骨に残っています。いろんな意味で忘れようがない。
ならば。違う年の7月23日には何をしていたか?というのが、先ほどの長年日記機能を使えばひと目で分かってしまうのでした。
http://d.hatena.ne.jp/sweets78/20__0723
機嫌よく飲んでる時に地震が起こり慌てて職場へ舞い戻った年もあれば、仙台でMONOBRIGHTのライブを見た年もあり、福島で夜どおし飲んで踊った年もありました。まとめて言うなら「飲んで踊って、ほどほどに働いて、稀に血を流した」というのがわたしの7月23日×10年なんだと思います。うん、やっぱりちっとも成長してない。そういうものよね。おやすみなさい。

*1:Frontpage Expressでタグをちまちま書いてました

*2:それも結構な頻度で