- 連休返上で働く姉と義兄に合わせて7時起床。平日いつも6時前に起きてる自分にとしてはよく寝たはず、にもかかわらずまともに目を開けていられないほどの強烈な眠気に苛まれるなど。身体が休日モードなのでしょうか。はて。
- そんなわけで、朝食後たまらず床に臥して眠りの底へ。休みの日には可能な限り寝ていたい夫も隣でしれっと眠るつもりが、姪にせがまれ遊び続けるうちすっかり目が覚めたとのこと。どこへいっても子どもにやたら好かれるひとです。大変だろうな、と他人事のようにそう思う。
- 外をみると想像以上に雪の勢いが増していたので、お昼を待たずに帰ることに。既に10cm以上は積もっている、というわけでここはわたしが運転することに。雪道の運転には慣れているのです。遠い昔、思い起こせば仮免の日も卒検の日も大雪だったのよね…。ふふふ。
- 高速を使っても今日はまともに走れないだろう、との判断から一般道をゆるゆる北上。白石の峠を越える際に早くも渋滞、もしや事故かと焦ったらまさかの除雪車出動。これはまた大げさな。…と、この時点ではまだまだ事態を甘く見ていたのでした。数時間後にあんな目に遭うとも知らずに。
- いつもの3倍近くも時間を費やし、ようようやっと仙台市内入り。沿線のお店で軽く食べたり買い出ししたりどんと祭りの行列と行き違ったりしつつ、自宅にたどり着いたのは16時頃だったでしょうか。距離のわりには長い長いドライブでありました。
- しかし、ここから事態は急変。わが家の駐車スペースは立体駐車場の上階奥、つまり屋根なし部分にあるのですが、連休のため留守の世帯が多かったからかほぼ一面が銀世界。足跡すらゼロ。スロープ部分だけは辛うじてご近所さんが除雪してくださった*1ものの、奥へ行くほど手つかずのまま…。
- ちなみに、この時点で積雪量は既に15cm超。轍のある部分は辛うじて走行できたものの、いざ銀世界へ突入しスピードを緩めたとたん前にも後ろにも進めなくなりました。
- というわけで、否応なしに雪かき開始。まずは自宅用のスペースを空け、それから少しずつ車を動かし共有部分も併せて除雪。さらに隣接する来客用スペース(2台分)も何となく見過ごせないままなし崩しに除雪。ここまでで優に一時間、雪の勢いはいまだ衰えず、いやむしろ増しているような。
- 慣れない作業に全身が軋みはじめた頃、ようやく作業に終わりが見えてきました。「あー、やっと部屋に戻れる…」と顔を見合わせたまさにその瞬間、我々を照らすヘッドライトが。うちから3台ほど離れたスペースに駐車したいらしいそのワゴン車は、言うまでもなく先ほどの我々と同様タイヤをとられて身動きが取れなくなりました。
- ここで再び顔を見合わせる夫とわたし。「…これ、見て見ぬふりしたら鬼だよねやっぱり…」という無言のアイコンタクトでよろよろとワゴンへ駆け寄り、そちらの作業を手伝うこと30分あまり。平謝りするワゴンの主を見送った後、ようやく部屋に引き上げることができました。結局、2時間以上も雪かきしてた。
- まずはとにかくお風呂をわかし、きき湯を普段の1.5倍ほども投入。普段めったに使わない筋肉をあちこち酷使したためか、途方もない倦怠感が押し寄せてきています。特に酷いのが手のひらで、プッシャーの柄を握ったままの形で強張ったまま開くことすらままなりません。…明日、仕事に行けるのかね?自分。
- ちなみに。互いの実家を2泊3日で行き来するという満漢全席ツアー帰りにもかかわらず、この日計った体重は平常時のそれとほとんど全く同じままでした。雪かき中に着ていたコートは言うに及ばず、カーディガンからシャツまでくまなくずぶ濡れだったのは雪のせいかそれとも汗か。わからないけどいい運動になりました。おやすみなさい。
*1:救世主…!