- きのう眠る前、23時くらい?に突然Wi-Fiが繋がらなくなり大いに焦るなど。訳もわからずその場はLTE回線でやり過ごし、翌朝ルーター再起動で事なきを得ましたがあれは一体何だったんでしょうね?はー、どきどきした。
- 職場にて、数か月前に某士業の先生より納品いただいた成果物を紛失し顔面蒼白。ない。どこを探してもない。これは始末書必至だよ…と半泣きで上司に事情を説明したところ「あー、すまんそれ借りてたわ先週から」って!って!酷いよ上司!本気で腰が砕けました。寿命が縮んだ…半年くらい、たぶん本気で。
- そんなこんなでいろいろあったものの、仕事がうまいこときりよく仕上がったのでダッシュで帰宅。当日券で見に行きました、MONOBRIGHT。今回はツーマンだし次まで待ってもいいかなーと思ってたし、そもそも平日間に合う保証もないのでチケット押さえてなかったんです。でも、新譜がとんでもなく良かったもんでどうしても見たくなってしまったのでした。いやー、良かった。見に行けて。というわけでまずはセットリストをば。
SPLIT LIVE TOUR 2013 モノとジョニー〜仲良くケンカしな〜@仙台PARK SQUARE
- 爆弾ジョニー
- 01.メンバー紹介
- 02.キミハキミドリ
- 03.おかしな二人
- 04.へんしん
- 05.ステキ世界
- 06.うたかたの日々
- 07.なあ〜んにも
- 08.みんなの幸せ
- 爆弾ジョニーは初見でした。セットリストはここからぺたり。若くて可愛くそしてフリーダムなひとたち。
- ステージからペンライト的なやつとかクラッカーとか撒いちゃったりしてやりたい放題で、にもかかわらず「楽天日本一おめでとー!」とか言ってくれる人懐こさやサービス精神もあり。ボーカルさんが誰かに似てる誰かににてる、でも誰に?と悩んで後で気がつきました。鰻くんだ、銀シャリの。そんなことない?
- そのバンド名から何となく縦ノリの激しい音を想像してたのですが、予想に反してタメの効いた音をぎゅわぎゅわ鳴らす感じが格好よかったです。序盤に勢いのある曲を、後半にじっくり聴かせる曲を持ってくる構成もいいなー。「へんしん」のイントロにおけるにちにちしたベースラインがツボでした。あれ、また聴きたい。
- それはそうと、しれっとステージに上がってはこなれたMCを繰り出していた「力丸さん」とはいったい何者なのでしょうか。転換中はサイン攻め、「言っとくけど俺、全然関係ないからね?」と言いつつ応えるそのお姿は意外とまんざらでもなさそうでした。気のいい兄ちゃんていう感じ。スタッフさん?
- MONOBRIGHT
アンコール
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- 13.トライアングリー
- 14.踊る脳
- 冒頭、風街〜OYOVIDENAIとアルバム収録曲順通りの演奏が続いた際は「すわ、新譜完全再現?」と色めき立ちましたがさすがにそれはありませんでした。落ち着け、自分。
- OYOVIDENAIでは桃野がカウベルを、松下先生がタンバリンを打ち鳴らす(!)ハイテンションぶり。今日の先生、何だかエモい。いいぞいいぞ。出口さんのひときわ低いコーラスも冴えてます。
- 今日はとにかく出音がいい、そして桃野の歌がいい。というか、こんなに太かったっけ?声。太いというより安定感が増したというか、終始声量が豊かで聴いてて気持ちよかったです。このひとの声はもともとすごく好きなんだけど、何ていうかこう厚みが増した感あり。うん、ロック歌手と呼ぶに相応しいよ、これは。
- 個人的ハイライトその1はブランニューウェーブ。歌メロの間の演奏があちこちくるくる表情を変えてくところ、これは本当にめくるめく色鮮やかさでした。あー、気持ちよかった。
- ワイングラス片手に相変わらずオチの微妙なMCを繰り出した後「大人っぽいアダルトな曲」とか何とか言いつつ始めた曲が「この人、大丈夫ですか」っていうのはネタなの?何なの?笑わせたいの?いや好きだけどさ、ぐだぐだすぎるよ喋りだけ。曲はいいのに。
- 空中YOU WAYでは、これまでとは比較にならないほどサビで声を張る松下先生にびっくり。うん、エモい。ものすごくエモい。これは喜ばしい変化であります!欲を言えば「色色」もぜひ聴きたかったです。
- アナタMAGICとJOYJOYエクスペリエンスが続いた時は「この勢いで踊る脳もやってくれたらたまらんぞこれは」と思いましたが、そうだよねあれは最後に残しとくよね。本編ラストに「youth」をもってくるのは何となく想像できてたけど、導入部の力強さに聴き入っちゃってその後も身動きできない空気を感じました。あれを途中でがらりと変えるうねりが出せればきっと凄いことになる、とは言えまいか。
- 新譜の中でも特にぐっと来た「トライアングリー」、アンコールで聴けて嬉しかったです。あれはライブ映えする曲だなあ。今後リリースを重ねてもセットリストに残る曲であってほしいと思います。ぜひに。ここから大団円の「踊る脳」へとなだれ込んだところがハイライトその2、これ聴かないと帰れませんよねやっぱり。
- 全編通して思ったのはまず「新曲群の再現度が半端ない」ということでした。いや、もともとライブで鍛え抜かれてきた曲があのアルバムに収められたのですよね?たしか。余分な音を削ぎ落とし、4人で鳴らせる音で作った作品がMONOBRIGHT threeなのだな、と勝手に解しました。
- 前作「新造ライヴレーションズ」はその名の通りのライブ音源で、その日その時その瞬間の熱さを丸ごとパッケージしたとの触れ込みでした。が、その場に居合わせなかった側の人間としては、どうしてもそこにある種の疎外感を感じてしまわずにいられなかったんです。CDの中でメンバーが、オーディエンスが、熱くなればなるほどこちらは居心地の悪さにも似たぎこちなさを覚えてしまう。それはどうにも避けられない感情でした。
- だからこそ、新譜とその音源にぴったりフィットした演奏は、あの日あの場所にいられなかった自分を駆り立て熱くさせたんだと思います。とても、とても、気持ちのいいライブでした。楽しかったです。おやすみなさい。