almost everyday.

its a matter of taste, yeah

アリー/スター誕生

  • 午後、フォーラムでアリー/スター誕生。めずらしく夫より「この映画観たい!」とのリクエストがあり、昨日のうちに張り切って良席を押さえておきました。わーい。
  • ストーリーは王道中の王道ながら、ガガ様がガガ様であるがゆえに「プリティ・ウーマンからの女性上位時代」といった体をなしておりました。つまり、しょっぱなからガガ様があまりにも誇り高く美しく堂々と輝いているばっかりに、初々しさや垢抜けなさやモッサリ感といったスターの卵的要素が皆無なのです。ドラァグバーでたまたまスターに見初められる時点で既に、オーラばりばり出しまくってる。手練れ感半端ない。これってええと、スター誕生というよりはスター発見と言ったほうがよほど的確なのでは…?という気がしてなりませんでした。
  • それからもひとつ、気になったのはアメリカ国内におけるジャックの立ち位置あるいは主要ファン層です。オープニングの歌唱からすると、わりあい男臭くかつそこそこデカいハコも埋める実力派…ということはニール・ヤングとかその辺りになるんでしょうか。日本で言えばYAZAWA?長渕?まあいいや、そういうポジションの男性アーティストが突然なんの前触れもなく「ヘイ、遠くから友達が駆けつけてくれたぜ!」とか言ってどこの馬の骨とも知れぬ若い女をステージに上げたとして、ヤバいくらいに歌が上手くて圧巻のステージだったとして、果たしてあれほどいい感じに盛り上がってくれるもんなの…?と少なからず疑問に思ったわけですよ。いや、長渕ならいい。まだ分かる。これがひょっとして万が一福山や桜井や草野だったりした日には阿鼻叫喚だぞ、暴動が起こるぞ、株価暴落だぞ、と思ったりしたんでした。だからどうしたという話ではありますが。
  • 先述のとおりストーリーはその後の展開も含め極めて王道っつうよりもはやベタなんですけど、ラストがスパッと潔いのは観ていて清々しかったです。これでもし「お腹には新しい命が…!」とか言い出したら見損なったぜハリウッドと唾棄するところだった。それにしてもああ、アリーasエスペランサ・スポルディング版も観てみたかったなああああ!バイト仲間の男の子がいい味出してたのと、バックバンドにジャック・ブラック似のヒゲ兄さんがいたのが気になりました。アリーのパパ&ご友人たちが日本の競馬を見ていたっぽい演出は、有馬記念の日に嬉しい驚き。「俺が崇めていたのは兄貴だ」と告げたあと、車をバックさせながら涙をこらえる兄さんの表情にぐっときました。それと、最初の飛行機移動を除いて全員、どいつもこいつもどこでもドア使ってんじゃね?ってくらいフットワーク軽かったです。
  • 朝は熟睡する夫をふとんに残したまま外へ。まずは富谷で朝7時から開いている米粉パンのお店に向かい、焼きたてのパンとマフィンを手に入れるなど。300円以上お買い上げの方にコーヒーまたはスープのサービスがあり後者を選択、この日はミネストローネ。あったまる〜。その後はいつものコーヒー屋さん、焙煎が終わるまでの間店主とお客が入れ替わり立ち替わりドリップしたりされたりあれこれお喋りしたりで2時間あまり。来年もどうぞよろしくお願いいたします。


  • 3連休中日のコストコ渋滞をかいくぐって帰宅した後は、早速焙煎したてのコーヒーを淹れてマフィンを頬張るなど。はー、美味しい。これでこの冬の間の休日は安泰も同然です。おやすみなさい。