- 午後、チネでANNA。一目惚れの恋を追う男の脳内で万華鏡のごとく姿を変えてゆくアンナ・カリーナ劇場、ひたすら眼福でありました。叔母たちのぶっ飛んだ出で立ち(ほぼ裸に銀テとビニールの宇宙服もどきとか)やパッと見脈絡のないモブたちが織りなす計算され尽くした不穏さと色彩、台詞とメロディをシームレスに繋ぐ洒脱な音楽、どこを切り取っても画になりそうな気合いと威信を感じます。これを60年代に国営放送で制作するフランスの底力よ…。金曜の夜、ヘトヘトに疲れて酔いが回った辺りでこれを観ながら寝落ちできたら最高の夢がみられそう。
- 朝は鳴子へ。7:30ぴったりに滝の湯到着、近隣旅館の朝風呂勢を除けばほぼ貸し切りという贅沢なロケーションにて豊かなお湯を堪能しました。この季節にはめずらしく奥の湯殿が極めてぬるく、メインもさほど熱くなかったためじっくり浸かれて大満足。10月の増税の影響か、入湯料は150円から200円に値上がりしていました。それでもまだ安すぎるくらいだけど。
- 道の駅はこちらもオープンの8:45に合わせて到着、毎年楽しみにしているゆきむすびの新米と朝採れ野菜、ロイズのお菓子を首尾よく購入。我ながらおそろしく手際が良いです。朝食はこの秋限定のまいたけ天ぷらそば、大ぶりの天ぷらが3つものってて、おだしを吸ってとてもおいしい。
- そんなこんなでお昼前には自宅に戻り、家事をすませて映画の前にサクッと一杯。とれたてホップ、家で飲むのも美味しいけれどお店で飲むと泡までフレッシュです。素晴らしい。夜はマラソン大会からの懇親会を経て帰宅した夫ともども、21時前には夢の中でした。おやすみなさい。