- オクトーバーフェストもジャズフェスもバル仙台もない今年、大っぴらに屋外で飲めるチャンスはここしかない…!というわけでめちゃくちゃ楽しみにしていた日本酒と西公園へ。
- 福島県人として、まずはここから行っとかないとね?ってことで仁井田本家と鈴木酒造店。にいだしぜんしゅの燗誂と磐城壽のアカガネをいずれも常温で、これはなんてふくよかな秋の味…!すべりだしは上々であります。
- このあたりから場内が賑わってきて、蔵元ブースに短い列ができてきました。空いたところからテンポよく行きます。秋田・木村酒造の角右衛門、栃木・松井酒造店のお蝶夫人、岩手・喜久盛酒造のビクトル投げからの膝十字固め。この並びで飲み比べてみると角右衛門のスタンダードぶりが際立つわ…!お蝶夫人はその名にふさわしい華やかな味と香り、ビクトル〜はこの厳つさからは想像もつかない乳酸飲料的おりがらみ。楽しいです。
- 次、岩手・磐乃井酒造の百磐。福島・辰泉酒造の純米吟醸2020辰ラベルblack無濾過生、これめっちゃ美味しかったな〜!ラベルも可愛い、かつクール。栃木・飯沼銘醸の無濾過生原酒 愛山。わたしはつくづく「生酒」「無濾過」「山廃」といった売り文句に弱いです。
- 次、宮城・川敬商店の黄金澤 斧琴菊(よきこときく)。このシリーズは初めて見ました。香り高くふくよかなイメージの黄金澤にはめずらしくすっきりシャープな味わい。福島・会州一醸造元山口合名会社の儀兵衛 純米吟醸 雄町 生詰原酒。こちらは確か火入れだったはず。和歌山・名手酒造店の黒牛 雄町 瓶燗急冷。これ、すっごい好みの味でした。いつかまた関空に降り立つことができたら、和歌山にも足を伸ばしてみたい〜。
- その後のアテは山菜揚げ、寄せずんだ豆腐、山形芋煮。タイミングよく買えた揚げたてがそれはそれは美味しくて、おかわりを買おうとしたら「これは売れる」と踏んだのか300円から500円にしれっと値上がりしてて興醒め。そういうの、よくないですよ。その点、上村豆腐屋は偉かった。会計の際に50円引き券を手渡しつつ「お気に召しましたらおかわりもどうぞ!あと、この券きょうだけじゃなくお店でも使えますんで!」とはなんという商売上手…!この後まんまとおかわりしてしまったではありませんか。ノーマルタイプにだししょうゆをかけたものも美味しかったな。〆は群馬・土田酒造のシン・ツチダ 完全無添加醸造。精米歩合は驚異の90%、注いだ瞬間からそれと分かる黄色がかった色合いが印象的でした。すごいものを飲んでしまった。
- 西公園には朝10時の会場と同時に到着するべく、空腹すぎない程度にラッシー 飲んで味噌焼きおむすびを。今日もほどほどによく歩きました。
- 先発は瀧中。ルーキーの勝ちを消すというなかなかにアレな展開、とりあえずこのカード勝ち越しておけてよかったですね。来週は勝ちたい。おやすみなさい。