almost everyday.

its a matter of taste, yeah

プラダ・アット・リカちゃんキャッスル

本日はふたつ、素敵な買い物をいたしました。

まずひとつ。文藝春秋から出ている雑誌"TITLE"の4月号を買いました。表紙からして、もう最高。レコスケくんビートルズアビイ・ロード」のジャケットをパクってるナイスなイラストの上に「デザインマニアなCD紹介」の文字が光ってます。中身もすごい。レディメイド小西氏に予算10万円で手当たり次第にジャケ買いさせたり、ホール&オーツ江口寿史に「最高のコンピを作ってください!」と頼んでみたり、世界中のパロディ・ジャケットを検証してみたり、と音楽好きかつCDフェチなら思わずにやにやしちゃうに違いない内容。ワイキキ・リズムのジャケットのネタ元まで判明してしまいました。うふふ。

特集以外にも、なかなか読ませる紙面がたくさん。ディスカバー・ジャパンと題されたファッションスペシャルでは、その名の通り日本各地を回りつつ(なんと福島も入ってました。それも2か所)最新のお洋服に身を包んだおにーさん達がアホなポーズをとったりばしっとキメてみたりこけしにチュウしたりしてます。お洋服のことなんて(ましてメンズ)さっぱわからんけど、それはそれで楽しいです。巻末近くには村上春樹都築響一・吉元由美による「東京するめクラブ」なる連載もありました。いいな、ホノルル。

すごすぎます。SWITCHの説教臭をうすめて、もっと軽やかにしたような感じの紙面だなぁ、という印象。確実にオサレ、なのにあんまり嫌味じゃない。たまにrelaxなど読んでみると、その楽しさはじゅうぶん分かるものの「こんな生活感のない部屋や服や写真でリラックスなんかできるもんかー!」とひそかに胸のうちで毒を吐いたりしてしまう自分にとって、かなりジャストな雰囲気が漂ってます。うれしい。3月26日発売の次号は「編集部全員が虫歯にだらけになりつつ作る『みんなを幸せにするスイーツ』特集。」だそうです。とりあえず、立ち読み決定。面白かったら買おうっと。たのしみ。

ふたつめ。カフェラテ用のミルクホイッパーを買いました。近所のヨークで値下げになってたのです。うれしい。待ったかいがありました。構造そのものは至ってシンプルです。細長いマグカップ状のガラス容器に牛乳を入れてレンジで温め、上下動するハンドルをさくさく動かして泡立てる、という単純なもの。部屋に戻って、さっそくやってみました。感動。本当に泡立つんだなぁ、ふつうの牛乳なのに。それにこの泡、コーヒーにのせてしばらく置いてもほとんど消えないのですよ。これを飲んだら何だかやたら幸せな気分になってしまい、そうするともう何も食べられないくらいとめどなくアルファ波が出てるような気持ちで、早々と床についた次第です。

我ながら思います。単純。