almost everyday.

its a matter of taste, yeah

I can't imagine the world without you.

わたしは自分のまわりにあるほとんどすべてのものごとを、言葉に置き換えてみないことには不安で不安でしかたない性分なのですが。そして目の前にいるひとがなぜ、わたしと一緒にいてくれるのかをいつもいつも知りたがる習性をも備えているわけですが。それで常に不安がつきまとい、自信がなくておろおろしてばかりいる困った大人でもあるわけですが。そしていつも「どうしてわたしを好きになってくれたの?」という問いに答えられないひとばかりをピンポイントで好きになってしまう才能もしくは嗅覚のようなものまで兼ね備えているわけで、これはもうどうしたってずっと好きでいられるひとなど見つかるはずがないと思いかけていたのですが。このひとだけは、やはりその問いには答えられないながらも「言葉にならなくてもだいじょうぶ」という真逆の意味での安心をもたらしてくれました。わたしの思うところをすべて理解してくれているとは思えない、そしてこのひとの思うところをすべて理解できているとも思わない、それでも何故だかうまくやっていけそうな気がする、という確信に近いものがある。そういう気持ちになれたのは初めてでした。それはとても幸運なことだと思っています。このひとの身に何かあったとき、いちばん最初に連絡を受ける人間になりたい。死に目に会えないのだけはどうしても嫌だ。というわけで、このひとと家族になることにしました。離れて暮らすのは今まで通りですが、目に見える繋がりを持てるだけでも心強いような気がしています。この気持ちがどうか、少しでも長く続きますように。
これから届を出しに行きます。

ひとまず、手続きは無事おわりました。たぶん。というわけで今日から名前が変わることになるのですが、ネット上ではこのまま元の名前を使って行こうと考えております。ネットをはじめた当初、何も分からずハンドルネームをつけることすらしなかったので、これは却ってちょうどいいんじゃないかと。当面はメールの表記も従来どおり統一しておきますので、何卒よろしくお願いしますね。以上、業務連絡。

市役所を出た後、とりあえず最初の食事をとりに。相方はさっきつけたばかりの指輪に違和感を隠し切れず、しきりに左手を動かしています。こういう光景を目にしてもいまのところまったく実感が湧いてこないのが、ふしぎといえばふしぎなような。もう少し何ていうかこう、うれしいとかしあわせとかさびしいとかそういう気がするもんなのかしらと思っていたけど、現実にはただただ淡々としているだけで。まあそんなものかもしれません。お腹すいたし、まずはごはんごはん。うろこいちで親子丼(相方)と鉄火丼(自分)とツボダイ(半分ずつ)を食べました。久しぶりにお腹いっぱい食べたので苦しいです。うー。でもしあわせ。ごちそうさまでした。

こまごました買い物と切符の手配で午後をやりすごし、お夕飯は相方ファミリーといっしょに。式が延期になってしまったので、ひとまず小さなお祝いだけでもやっときましょうとお招きを受けたわけです。カニちり鍋とメヒカリの唐揚げとお寿司と茶蕎麦、がっつり堪能いたしました。和食三昧。これでいつ日本を出国しても大丈夫な気がしてきましたよ。あんまり食べてお腹をこわしぎみになり、寒気とまらずストーブの前でがたがた震えて太田胃散を飲み下す、そんな結婚初夜。きれいに落ちがついたところでそろそろ寝ようと思います。おやすみなさい。