almost everyday.

its a matter of taste, yeah

hang on to your hopes my darlin' don't let it slip away

新潟銘菓?の「飴最中」というお菓子をいただきました。その名のとおり最中の中身はとろりとした水あめで、ぬらっとした歯ざわりとほのかな甘みと独特の食感(飴がのびるので納豆のようにぐるぐる巻き取りながら食べなくてはならないのです)が何ともふしぎな一品。たまたま居合わせた整備工のおっちゃんとお茶のみながら食べたのですが、その際「なんか俺、セメダイン食ってるような気がしてきた・・・」と言われ不覚にも納得してしまいました。和菓子なのになんとなくケミカル。謎は深まるばかりです。いったいどのような経緯で製品化されたのでしょう。うーむ。

3か月前に交通事故に遭い、以後ずっと休養していた上司が職場に顔を出しました。瀕死の重傷を負ったにもかかわらず杖もつかずに自力でしっかり歩いていて、その回復ぶりに目をみはる思いだったのですが。還暦を過ぎた身体に事故や手術やリハビリの負担はあまりに大きすぎたようで、もともと決して大柄とは言えなかった体躯は削ぐように細くなり、それに何より顔つきが以前とは完璧に変わってしまっていました。長い年月を経て培った経験に裏打ちされた自信や誇りや威厳のようなものが、綺麗にすっぱりと抜け落ちているのです。それがとてもショックでした。たった3か月の間に10も20も歳をとってしまったような、どちらかと言えば少しずつ子供に戻ってしまいつつあるような、心細く所在なさげな視線が目に焼きついたように離れません。どうかあと少しでも元気だった頃に近づけますように、と胸の内だけで祈りました。なんだかとても胸が苦しい。そろそろ眠ります。おやすみなさい。