almost everyday.

its a matter of taste, yeah

あのひとを一日じゅうつかまえて、あてもなく話をしたいのです

何もない日曜の朝はたいてい9時前後に目を覚ますのですが、今朝はよほど疲れていたのか10時すぎまで完全に意識を失ったままでした。昨日の根菜ごろごろ汁に釜揚げのうどんを加えて簡単な食事を済ませ、まずは外へ出て諸々の用事を済ませに。投票を終えてガソリンスタンドで冬→夏タイヤへの交換と給油、それにコンビニで保険料や通販の支払いなど。ガソリンスタンドが混みまくってて、すべてが終わるまで1時間ほどかかりました。ここのお店は待ち時間用に用意してある雑誌類のセレクトが節操なくて好ましいです。フライデーとすてきな奥さんと日刊スポーツを相方とかわりばんこに読みまわす春の午後、曇り空からわずかに差し込む光はそれでもじゅうぶんあたたかいです。気持ちいい。

帰り道、甘いものが食べたくなってふとミスドまで。オール100円セール中のせいか、ここも大盛況でした。わたしが必ず買うのはいつもオールドファッション、相方はエンゼルフレンチ。次点がポンデリング黒糖。部屋に戻ってあたたかいコーヒーを飲んで、わたしはきのう買った文庫本を、相方は帰り道に買った競馬新聞をもくもくと読みふけりました。興味の対象はそれぞれまったく違うけれど、同じ部屋にいて別なことをしていて不安になったり気詰まりになることがまったくない、そして(たぶん)お互い相手の存在を穏やかなものと捉えていられるってことを静かにうれしいと感じました。家族だなあ、というような。

競馬中継が終わったあと、相方に背中をごりごりもみほぐしてもらいました。そのまま1時間ばかりうとうとして、バス停まで送り届けて仙台行きの高速バスが走り去るのを見届けてから部屋へ。お風呂に浸かってまた本を読んで、お酒をのんでメールを読んで書いて、そしたらふとん乾燥機のタイマーが切れたのでこれからあたたかいふとんへもぐりこもうと思います。あれだけ苦しかった平日のあれやこれやを、ほとんどすっかり忘れてしまえる平穏な週末でした。わたしはきっと、何がどうとは言えないしそれにしひどく地味だけれど、それでもやっぱりものすごく幸運なのだと思いました。おやすみなさい。