almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2009年第1回・さいきん買ったCDとか

01.OLD MONEY / Omar Rodriggez Lopez
Old Money
新年いっぱつめから特濃。ちょうど1年前に聴いたマーズヴォルタの「ゴリアテの混乱」があまりに格好よかったため、最新ソロ作にまで手を出してみました。エクスペリメンタル!このひとの脳内はどんなことになってるんだろう、と聴いてていつも思います。「ゴリアテ〜」の凄さは、あの複雑な楽曲の数々が堂々たる歌いっぷりによってポップな歌ものとしても成立してたところにあるとわたしは勝手に思ってるのですが、ソロはまた違った感触だな。というのが最初の印象でした。エレクトロぽい音?がとこどどころ入ったりして実験的な感じ、というより、インスト故に音がよりしっかり聴こえるのかも。これからもっと聴きこみます。
02.Pirates / indigo jam unit
Pirates
年末に仙台で試聴してがつんとやられて、でもその場では買わずに少し寝かせた1枚。というのは、そのお店に初回盤しかなかったからです(通常盤が欲しかった)。とりあえず、ベースがえらい格好いいです。アルバム冒頭のタイトル曲が特にすごい。と言うよりは実際に聴いてもらったほうがきっとよく伝わる。↑3分23秒あたり、ドラムが強めに入ってくるところで体温ぶわっと上がります。ぶっといベースラインだいすき。
03.Pits Are The Pits (25 GOLD=RARE=DEBRIS 1992-2000) / Citrus
ピッツ・アー・ザ・ピッツ(25 ゴールド=レア=デブリス 1992-2000)
手元にあるepで何度も何度も繰り返し聴いたあの曲順じゃないことに戸惑いを感じつつ、でもさらに気持ちよさが増してるあたりがたまらないです。個人的にはブルー・メルセデス〜ロッキン・クルーズへの流れに鳥肌、のち涙。 そして何より、聴いても聴いてもまだシトラス。っていうのがものすごくうれしいです。アルバム1枚まるっとシトラスなんて夢みたいだ。
04.Chimera Music Release No.0 / V.A.
Chimera Music Release No.0
ペトラ・ヘイデン(ex.the rentals)meets本田ゆか!との報に舞い上がって即購入。これからゆっくり聴きます。いま5曲めまで聴いたところなんですが、ここまで総じてやわらかい音だな。というのが現時点での印象。わたしは普段どちらかと言えば血沸き肉躍るような胸がうずくような、フィジカルもしくはメンタルあるいはそのいずれをも揺さぶってくれる音を好んで聴く性分なのですが、これはちょっと違う。暖かいベッドの中で目を閉じたままとろとろ聴きたい、そういう類の気持ちよさに満ちてます。ああ、これ、好きだな。これまで未発表だったショーン・レノンのCM曲(ちょうどいいHONDA、のあれです)も聴けてうれしいです。
ここから追記。いざ通して聴いてみると、CM曲だけぽっかり浮いちゃってる感が否めないです。だからボーナストラック扱いなのだろうけども、うーん。いや、聴けてうれしいことにかわりはないのだけれども。アルバムのトータル感てものを考えるとやや複雑な気持ちになってしまいます。本編ラストがプラスティックの大作(8分超)なだけに、よけいに。Chimera Musicの詳細についてはこのへん↓で。
http://www.chimeramusic.jp/