読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

almost everyday.

its a matter of taste, yeah

カーネーション "Multimodal Setiment" release tour 2016-2017 @仙台enn 2nd

番外編
  • 2017年、最初のライブはカーネーション。とあるご縁により「かろうじて曲をいくつか知ってる程度、ライブを見るのはこれが初めて」という予備知識ほぼゼロの状態で臨みました。よって以下、セットリスト等の情報は一切ありません。初見での感想です。
  • ライブは定刻どおり18時スタート、対バンもオープニングアクトもいないワンマンライブ。キャリアの長いバンドはまず、ここら辺からして格が違うぜ…!としょっぱなから小さく感動するなど。拙い進行で開演が遅れて終電を気にすることも、対バン多数で2時間待たされたあげくお目当て20分といった事態に脱力することもありません。ストレスゼロ。ありがたい。
  • この日のセットは5人編成。現在のメンバーおふたり(直枝さん・大田さん)にサポートギター、ドラム、鍵盤の3人を迎えておられました。フロント3人が揃ってクールにガシガシ弾きまくるのに対し、ステージ奥を固めるドラムさんと鍵盤さん*1は終始ニコニコ楽しそう&気持ちよさそうな笑顔を浮かべていらして好対照。
  • ライブ序盤でのメンバー紹介、「ギター、マツエジュン!」との声に驚くわたくし。マツエジュンてマツエジュンてあの松江潤?Spoozysのゲバゲバのあの松江潤さん?うひゃー!ここからおよそ数秒間、遠い記憶の底をさらって思い出したのは、かつてジャケ写の中性的美少年ぶりが印象的なソロ作をリリースした際のプロデューサーが確か直枝さんでしたよね?違ったっけ?という曖昧な知識でした。あれからずっと親交が続いてるんでしょうか。だとしたらすてきだ。
  • 「彼は今日、レディース(の物販Tシャツ)着てるんでね」というお言葉のとおり、線の細い面影を残しながらも確かなキャリアを感じさせるプレイの数々。様々なエフェクタを駆使して多彩な音像を操る姿、格好よかったです。顎まで伸ばした髪で顔が隠れる様、すごいベタな喩えではありますがジョニー・グリーンウッド感あった。たまらん。
  • うわもの的に華やかな音を担うのはこの松江さん&鍵盤さんで、直枝さんはバッキングとボーカルに専念してるのかな?と思ったんです。前半は。少なくともギターに関しては、10ある力を7か8くらいで抑えてるように見えました。でも、それは大間違い。中盤で松江さん&鍵盤さんをいったん下げてベースドラムギターの3ピースで2曲だけ演奏するくだりがあったんですけど、ここからがもう凄かった。明らかにギアを上げてきました。完全にギターヒーロー、10どころか13くらいまでブリブリに全力出してた気がする。大人の男の抑えた色気も格好いいけど、ありったけをふりしぼった汗だくの笑顔の破壊力ったらないっすよ…!という話。ひゅー!
  • 大人の男の色気と言えばベースの大田さんも負けず劣らずで、指弾きとピックを使い分ける音色はとてもふくよかで柔らかく、実直で堅実でコンパクトなドラムを包み込むように力強いものでした。低音がこもるのではなく、ステージ全体を大きく包むような響きかた。はー、すてき。いくらでも踊れちゃう。
  • こうして尻上がりに熱を帯びていく最高の流れで本編2時間を終えたあと、ごく短いインターバルを経てアンコールの最後の最後にめちゃくちゃ速い曲で〆る、という大人らしからぬ向こう見ずなステージ運びに「いいもの見たなあ」という感慨がひしひしと。楽しかったです。
  • MCによれば直枝さんのルーツは宮城だそうで、「今回は4年ぶりだけどまたちょくちょく来られるようにね、頑張りますんで」とのこと。ブラウンノーズをゲストに迎えた前日の石巻公演も盛り上がったそうなので、近いうちにまたライブが見られたらいいなと思います。ありがとうございました!

*1:ドラムはキンモクセイの張替智広さん、鍵盤はsugarbeansこと佐藤友亮さん。後で調べてみたらおふたりともサポート歴多数、なるほどの百戦錬磨感でした